下水道施設の耐震化と長寿命化の推進を求める意見書(案)

今日は朝7時過ぎから県議会に来て資料整理や陳情処理、議会レポートの作成などの作業をしております。
6月議会で私が作成して提出しましたが、残念ながら陽の目を見なかった意見書(案)がありましたので、アップしたいと思います。
流域下水道としては全国一の規模を誇る荒川水循環センターを持つ地元議員としては、重要な問題なんです。
毎回色々と地道に提案してますが、なかなか認めてもらえないんですよね。
菅原が作成してボツとなった意見書↓

下水道施設の耐震化と長寿命化の推進を求める意見書(案)
本県では、8つの流域下水道で全体の9割の処理人口を担っており、大規模地震で流域下水道施設が被災した場合、県民生活に与える影響は甚大である。
特に、今後30年以内に発生確率が70%以上といわれている東京湾北部地震では、震度6強と予想される県南東部地域に約462万人もの下水処理を担っている3つの処理場が立地しているため、重要施設の耐震化やバックアップ対策等が急がれる。
さらに、施設の老朽化も進行し、耐用年数が比較的短い機械・電気設備は既に本格的な更新期を迎えるとともに、管きょや土木・建築施設も概ね10年後頃から徐々に更新期を迎えるため、長寿命化対策を着実に進めていく必要がある。
よって、国においては、県民の安心・安全の確保に向け、老朽化した下水処理施設の耐震化や更新などを推進するための、社会資本整備総合交付金の防災・安全交付金について、財源を確保するよう強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

このほかには
「警察官の増員と警察非常勤職員の拡充を求める意見書」を作成しました。
これは他の会派と内容が重なったため、趣旨が認められて、意見書となりました。

警察官の増員を求める意見書