飯田橋にて。

毎回参加させていただいている医療関係の勉強会に参加しています。

今日の講演は「病院経営の現状と東海大学病院再生の具体例からの新時代の病院改革の処方箋」として、プライスウォーターハウスクーパース(株)顧問である田中豊氏の講演。

まず、90年代に巨額赤字を計上していた東海大学病院を黒字化し、現在最も収益性が高い病院と評価されるまで経営を立て直した経験談を伺い、次に診療報酬改定と消費増税、さらには社会保障と税の一体改革や地域包括ケアシステムの方向性を踏まえた今後の病院経営のあり方や経営改善について、具体例や典型例を交えたご説明をいただきました。

正直、病院関係者でなければ理解が難しい内容もありましたが、なかなかマネジメントが馴染まない組織、診療報酬という専門的で複雑な制度、学閥等で動く病院(特に公立病院)の課題について少し理解できたように感じました。

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