6.地元問題について (2) 県道新倉蕨線の自転車通行環境整備について

Q 菅原文仁議員(無所属県民会議)

さいごに、(2)「県道新倉蕨線の自転車通行環境整備について」です。
戸田市では、平成25年3月に「戸田市歩行者自転車道路網整備計画」を策定し、自転車通行空間の整備を積極的に進めております。
この基本計画では、中期計画として平成32年度を目標に約10キロメートルの自転車ネットワークを市内に整備することとなっており、いわゆる自転車レーンや自転車ナビラインという矢羽のサインにより歩行者や自転車が安全・快適に通行できる環境づくりを進めております。
市が取り組む自転車通行環境のネットワーク化が進みつつある今、市内を走る県道は、市道と市道を繋げる大変重要な役割を担っており、県道の整備なくして、戸田市の自転車通行空間の完成はないと言えます。
そこで県土整備部長にお伺いします。
市内を走る県道のうち、市道とともに戸田公園駅や市役所にも連結する県道新倉蕨線は、戸田市の自転車ネットワークを形成する上で重要な位置にあります。
そこで、この路線については特に先行して自転車通行環境を整備していただきたいと思いますが、ご見解をお伺いします。

以上で私の質問を終わります。
御清聴ありがとうございました。

A 県土整備部長

御質問6「地元問題について」の(2)「県道新倉蕨線の自転車通行環境整備について」お答えを申し上げます。
県では歩行者や自転車の安全な通行環境を確保するため、自転車レーンなどの整備を進めております。
戸田市内の県道新倉蕨線は、東西方向に通る県道練馬川口線、戸田市道の通称中央通りや市役所南通りを南北に連結する幹線道路でございます。県といたしましても県道新倉蕨線の自転車通行環境整備は、戸田市の自転車ネットワークを形成する上で重要であると考えております。県道新倉蕨線は、車道の幅員が7メートル程度であり自転車レーンを整備するには幅員が不足しているため、車道に自転車の通行位置を青い矢印で示す、いわゆる矢羽根型の路面表示を予定しております。整備につきましては、平成28年度に県道練馬川口線から蕨市内の国道17号までの延長1,900メートル区間で実施してまいります。
引き続き、地元市とも連携しながら、誰もが安全で安心して通行できる自転車通行環境の整備に取り組んでまいります。