【「はんこレス」とデジタル化推進について】

【「はんこレス」とデジタル化推進について】
行政のデジタル化の流れで「はんこレス」の取り組みが加速しています。
はんこレスには2つの側面があり、行政内部の文書手続きを減らす取組みと、市民が行政手続きの際に不要な押印を減らす取組みがあるかと思います。
戸田市の場合、庁内業務における電子決済率は「99.3%」であり、率で県内トップレベルとなっており前者についてはかなり進んいると思っております。
実際に、私が押印するのは対外的な業務や人事等の特殊な場合に限られており、外的要因を除くとほぼ省略されています。
一方で、市民が手続きを行う際の利便性にはまだまだ課題があると思っています。戸田市役所は良い意味でも悪い意味でも丁寧な仕事をしていると自負しておりますが、丁寧さ故にご不便をおかけしている部分もあると思っています。
戸田市のデジタル化に関する先進的な部分としては、三菱総研と連携して市民の問い合わせを対話形式でAIが応答案内する「AI総合案内サービス」の運用を全国初で開始(2019年3月〜)しています。
また今年度は総務省の「自治体AI共同開発推進事業」のモデル自治体として国から予算を頂いてAIを活用したクラウド型スマート窓口の共同システム開発事業を行なっております。
総務省「自治体AI共同開発推進事業」
近い将来は、はんこレスはもちろんですが、行政手続きのかなりの部分を手のひら(スマートフォン)の中だけで完結するような行政サービスを進めていきたいっ思っています。
そのためにも市役所内部をデジタルシフトに変えて、外部もデジタルトランスフォーメーション(DX)を得意とする様々な主体と連携していかなければなりません。
そしてこの度、デジタルガバメント推進に高い実績を持つITソリューション会社 「ITbookホールディングス株式会社」と全国初のデジタルトランスフォーメーションに関する包括連携協定を締結することとなりました。
戸田市ではこのような様々な取組みを進めて市民の利便性を高めるデジタル化の最先端を目指していきたいと思います。