【速報!給食費6ヵ月無償化など市独自の物価高騰対策が可決!】

【速報!給食費6ヵ月無償化など市独自の物価高騰対策が可決!】
本日、令和5年6月戸田市議会定例会が開会しました。(会期:6月19日まで)開会日となる本日、先議(あらかじめ予定された閉会日を待たずに会期中に議決すること)にて、提案した戸田市独自の物価高騰対策関連議案(第44号)を全会一致で可決成立していただきました。
このことにより、物価高騰によって高まる家計への圧力を抑え、多くの家庭が感じている経済的不安を少しでも和らげる市独自の対策を速やかに実施することができます。
以下、先日の記者会見後に共有した内容ですが、改めて概略をお知らせします。(本日決定したもの)
【Ⅰ】あらゆる世代の市民生活を守る緊急支援「物価高騰対応くらし応援パッケージ」
国の低所得世帯への緊急対策に加え、あらゆる世代の市民生活を守るため「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」に一般財源を追加し、戸田市独自の緊急支援を行ないます。
【子育て世代への支援】
(1)15歳までの子どもの給食費を10月以降の6ヵ月間、全額減免します。申請により市外小中学校等に通う子どもの給食費相当分も給付します。
(2)子どもの居場所など子ども支援団体へ1人あたり3千円の補助を実施します。
【高齢者・事業者への支援】
(3)敬老祝い品事業2000円の商品券に、物価高騰対策分として8000円を追加し10000円の商品券を送付します。
【すべての世代・事業者への支援】
(4)市独自に発行するプレミアム商品券のプレミアム率を30%に引き上げます。
【Ⅱ】市民自らが生活の行動を変容・変化させ、物価高騰の影響を軽減することを促す「TODA暮らしトランスフォーメーション」
トランスフォーメーションとは、「変容」を意味する言葉です。厳しい物価高騰を乗り切るためには、市の支援だけでは限りがあります。大切なことは、市民自らが生活の行動を変容・変化させて物価高騰の影響を軽減することであると考えております。例えば4人家族の1月当たりの光熱水費は26,577円ですが、家族で行動を変えることによって、年間3万円くらいの節約をすることができます。そこで、「市民のアクション」と「市のサポート」の両輪によって、市民の実践を促し、一緒に前を向いて物価高騰を乗り切る呼びかけを推進します。
【アクション】
(5)[光熱水費節約]
エネルギーのプロにより監修された節約・節エネガイドの全戸配布を行います。
(6)[お得に節約]
市民の「節約宣言」で3000名にクオカード500円を進呈します。(超えた場合は抽選)
(7)[食費節約]
女子栄養大学オリジナルの節約レシピの開発による食費節約を推進します。
(8)[電気代節約]
市内のクールシェアスポットの活用を促し電気代節約につなげます。
【サポート】
(9)[おでかけ応援]
市内でシェアサイクルを利用した方に、利用ごとに使える200円分クーポンを配布します。
(10)[涼しさ応援]
小中学生全員冷感タオルを配布するとともに公共施設でも配布します。
(11)[環境応援]
寄付いただいた環境にやさしい推奨ごみ袋2000セットを公共施設で配布します。
(12)[居場所応援]
市で保有している米、スープ、缶詰等、13,000個の食糧を子ども支援団体などに配布します。