小中学校 教科書展示会@戸田市教育センター

11535738_978037998897025_4351449551059132018_n今日は議案調査日です。

午前中は事務所で事務作業をこなし、午後からは戸田市教育センターで開催されている教科書展示会に伺いました。

今年は平成28年度から31年度までの中学校の教科書採択の年。
私が気になるのはやはり社会科の教科書です。
特に埼玉県の市町村立中学校の社会科教科書は、たくさんの出版社が出版しているにもかかわらず、伝統的にほぼ一社独占の状況にあります。平成24〜27年度もそうでした。

本当にその出版社が良いのかどうか、自分の目で他のものと比較しながら確認してみたいと目を皿にして比較してみました。
時間も限られていたので網羅できませんでしたが、例えば先の大戦についての表記一つとっても、大東亜戦争(太平洋戦争)、太平洋戦争(大東亜戦争)、太平洋戦争(アジア・太平洋戦争)、アジア・太平洋戦争、など表現の仕方が各社違うものとなっております。
また全体の流れも、各社全く異なる史観で描かれており、中には「これは一体どの国の教科書?!」と思わずにいられない記載があるものも多々ありました。
地図帳も確認しましたが、どの教科書もやっぱり台湾が中国の一部分として記述されており、教科書にはまだまだ課題がありますね。
各教科書採択地区の選定委員会では、これから夏場にかけて採択が行われる予定ですが、見るに堪えないような話ばかりの教科書は勘弁願いたいです。

戸田市教育センターでは6月19日から7月2日まで毎日10時〜17時まで教科書展示会を開催しており、誰でも閲覧することができます。(内容の撮影は不可)

クリックしてh27tennjikaisyusei.pdfにアクセス

関心のある方はぜひ伺ってみてはいかがでしょうか。