業労働企業常任委員会の県内視察

今日は産業労働企業常任委員会の県内視察です。
午前中は朝霞市にて、東京都水道局朝霞浄水場に視察。
東京都はかねてから水道水の高度処理を行なっており、朝霞浄水場では今年3月に全量が高度処理水になったとの事です。
また、この浄水場の水は東京都民に供給されている水ではありますが、震災など緊急時には埼玉県との連絡管が機能し、日量で10万立米、約30万人都市規模の水の相互融通が可能となり、水の安定した供給対策がはかられています。

実際高度処理された水を飲みましたが、いわゆるカルキ臭さがなく、すっきりとした美味しい水でした。
浄水場の高度処理化については、大久保浄水場での実現を要望してきたところですが、美味しい水を飲んで、益々その思いを強くしました。

そして午後は入間市にて、小金井精機製作所様にお邪魔しました。
同社は航空機からF1まで精密なエンジン部品を作製加工する企業でありその製品は国内外の自動車メーカーから高い評価を得ております。
社長さんからは、超精密、高精度な製品を短期間に納品するための人材育成や最先端の精密工作機械についてお話を伺いました。

今年度は埼玉県の補助金を活用し、ビジネスジェット用ターボファンエンジン基幹部品の実用化に向け研究開発を進めているということです。
中小企業でありながら世界の名だたるメーカーから厚い信頼を得ている同社の取り組みにひたすら感心。
電力政策についてのモノづくりの現場からの切実な思いも伺い、参考になりました。

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