笹目川のまるごと再生プロジェクト現場披露式典


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本日は笹目川のまるごと再生プロジェクト現場披露式典に出席しました。
埼玉県は、水辺再生100プランという水辺の再生事業を進めておりましたが平成23年度に終了し、その次のステップアップとして河川の上流から下流まで全体を再生する「川のまるごと再生プロジェクト」を、平成24年度からスタートいたしました。
戸田市は平成24年度から事業が始まったプロジェクトに際し、新曽区画整備事業と笹目川の一体的な整備を提案し、県内最初採択を獲得。
3年半で約8億円の予算を得、笹目川を全体的に整備する事業が進められました。
この笹目川の整備については、4年前に地元問題として県議会で初めて提案をさせていただきました。
戸田の子供たちが、昔のようにザリガニや魚を取って遊んだりできるような川にしたいという思いで毎年、知事への予算要望と地元要望を繰り返し行なって参りました。
微力ながらこの事業に関わった者の一人として、本当に感無量の思いでいっぱいでした。

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ただ一方で、これは「ゴール」ではありません。
笹目川は流れ続けます。私たちは故郷の川を次の世代に引き継ぐためにも、河川を守り、育てていくある意味での「義務」があるのではないかと思います。
01d25489db98cc3a2816289b06b4cd57e2989f48cf水質の改善や、河川の活用、もっともっと地元の皆さんに愛される笹目川にしていくために、考えるべきことはたくさんあります。 そういった意味からも、今日はその「スタート地点」といって過言でないと思います。
戸田市民みんなが誇りを持てる故郷の川にするために、今日お集まりの皆さんはじめ、私も引き続き、県政の立場から一生懸命働きたいと思います。
来賓の挨拶では、いつもより少し長めにお話し、神保市長はじめとする市の河川担当の皆様や、その取り組みに協力しようと一緒に汗をかいていただいた南部漁協さんや各環境団体の皆様、そして何よりも笹目川の再生を願い維持保全に行動を続けてこられた地元町会はじめとする地域住民の皆様の御尽力、ご協力に心からの敬意と感謝を申し上げました。