Q 菅原文仁議員(刷新の会)
県内では、自転車ネットワーク計画を策定又は予定している市町村が増え、市町村道における自転車通行空間の整備はより一層加速している状況です。今後は、計画のあるなしにかかわらず隣接した市町村の自転車通行空間が整備されるかと思いますが、市町村道同士の連続性については、まだまだ相互調整がされていないのではないかと考えます。連続性あってのネットワークですが、今後どのような調整をされていかれるのか、御所見をお伺いします。
A 柳沢一正 県土整備部長
現在、自転車ネットワーク計画は県内6市で策定済みであり、計画策定に取り組む市町村は徐々に増加している状況でございます。これらの市町村の多くは、駅や公共施設を中心とした限られたエリアを対象に計画しておりますが、隣接する市町村に跨がる広域的なルートを検討している事例もございます。
広域的な自転車通行空間のネットワークを構築するためには、国道、県道、市町村道の各道路管理者間の連携が必要でございます。
このため、県では国、県、市町村と警察が参加する情報交換会を平成25年度に設置いたしました。
引き続き、この情報交換会を活用して自転車通行空間の整備計画や制度、先進事例などの情報の共有を図るとともに、市町村間のネットワークづくりが進むよう働きかけを行い、必要な調整を行ってまいります。