今日は各常任委員会が開催されています。
会派として今議会に提出している、いわゆる「費用弁償改正案」の県議会の対応についてご報告します!
総務県民生活常任委員会に付託され、そこに、提案者代表として提案説明と質疑を受け答え側として出席させていただきました。
私は、答弁者の岡議員のサポートする役割で受け答え自体はしませんでしたが、どのような角度からの質問にもこたえられるように想定問答を作成し、不測の事態に備えて挑みました。
しかし、結果としては、最大会派から「継続審査を求める動議」が提案され、我々の議案は、常任委員会の継続審査となり、本会議に戻されることもなく「たなざらし」となりました。
さてこの継続審査、各委員が徹底して審議した上で、どうしても結論が出ずに仕方なく審議を継続するのが本来です。
しかし、明らかにやらなければならないのはわかっていても、否決すると批判されるので、それを避けたいがために「継続審査」という棚ざらしにして結論を後回しにしすることで批判を避ける、といった「姑息な手法」としても使われます。
審議する期間(今定例会では2日間)いっぱいを最後まで使って、徹底的に議論や質疑を行なった上で、それでも結論を得ることができずに「継続すべき」とするのであればまだしも、この件に関する動議に賛成した2会派(自民・公明)からは、なんと一つも質問がありせんでした。
ちなみに今回、会派の並木委員が提出した「採決を求める動議」に賛成していただいた会派は、会派の人数の多い順に民主党(13人)、共産党(5人)、無所属改革の会(3人)、でした。
これでは、県民への説明責任を放棄した「逃げの一手」と言わざるを得ません。
我々としては、真に県民のために働く議会のために「次の一手」を考えていかなければならないと思います。
写真は、答弁席に座って答弁の用意をする会派の3名です。