【まもろうよこころ】
明日は世界自殺予防デーです。
戸田市では明日から16日までの「自殺予防週間」を前に、本日の夕方市内3駅において自殺予防啓発活動を実施しました。
今年の啓発活動には、市内に本拠地を置くリーグワンに昇格したラグビーチーム「ヤクルトレビンズ戸田」の選手約10名の皆さんにご参加いただきました。また私も戸田公園駅にて駅長さんはじめとする鉄道関係者の皆さん、ヤクルトレビンズの選手の皆さんと啓発活動を実施いたしました。
今回、ヤクルトレビンズの皆さんからは戸田市の啓発のためにストレスをやわらげ睡眠の質を高めるとされる「ヤクルト1000」をご提供いただきました。
ヤクルトレビンズの皆さん、啓発活動へのご協力と素敵な啓発品のご提供、誠にありがとうございました。またJR3駅の皆さんも場所提供などのご協力をいただき誠にありがとうございました。
さて、世界保健機関 (WHO)が各国の様々な研究を基にまとめ2017年に発表した「自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識」には「自殺に関する迷信と事実」が記載されています。
下記をぜひ参考にして頂き、ご自身ももちろんですが周囲に心配な方がいたら、ぜひお声かけいただくなど心の健康を守って頂ければ幸いです。
[迷信]
自殺について語る人は自殺するつもりはない。
[事実]
自殺について語る人は、外側に向けて助けや支援を求めているのかもしれない。自殺を考えているきわめて多くの人が、不安、うつ、絶望を感じており、自殺の他に選択肢がないと考えている可能性がある。
[迷信]
自殺の多くは何の前兆も無しに突然起きる。
[事実]
自殺のほとんどの事例で自殺前に、言葉か行動に周囲の人が気づくような兆候(warning sign)を示していた。もちろん兆候無しに起きる自殺もある。しかし、周囲の人が気づくような兆候とはどのようなものかを理解し、それに注意を払うことが大切である。
[迷信]
精神疾患のある人だけが自殺を考える。
[事実]
自殺関連行動は深い悲しみや不幸を示すものであるが、必ずしも精神疾患があることを示すものではない。精神疾患がある人の多くは自殺関連行動を示すことはなく、自ら命を絶った人すべてに精神疾患があった訳ではない。