【ウクライナ避難民支援連絡会議】
2月24日から始まったロシアによるウクライナへの侵略戦争からもうすぐ2か月となります。
報道やSNSで戦地の惨状を知る限りですが、戦況は激しさ増しており、東部マリウポリなどでは無差別攻撃が伝えられるなど、多くのウクライナ国民が悲惨な状況に置かれ、子どもを含めた無辜の市民が犠牲となり死傷者が増え続けています。
ロシアによる侵略行為は明白な国連憲章違反であり、次々と報告される軍による市民の殺害、性的暴行、略奪など、目を覆いたくなるような戦争犯罪は断固として許すことはできません。
民主主義、自由主義、国際協調主義を原則とする我が国がウクライナを支援することは当然のこととして、地方政府である戸田市としても、この件に対して何も行動に移さないのは不誠実であると考えています。
他方、平和都市を宣言している自治体としても平和の構築のため、できる限りの人道支援もすべきです。
市では、3月1日にはロシア大使館を通じてプーチン大統領への抗議文を送付し、3月4日からJR3駅において募金活動を行ないました。
そして3月15日には区画整理事業地内の利用していない仮設住宅6棟を避難民の方に提供する方針を固めました。
本日は今後、避難民を受け入れる場合の準備として支援内容が多岐にわたることも想定されるため、副市長を議長とする部局横断の「ウクライナ避難民支援連絡会議」を立ち上げて支援体制を組みました。
今後は、具体的な避難民の受け入れのため(公財)戸田市国際交流協会と戸田市社会福祉協議会にも関わっていただきながら、準備を整えてまいります。