【スマートウェルネスシティ首長研究会】
本日は午後一杯、スマートウェルネスシティ首長研究会の zoomを使用したWeb会議に参加しております。
会長の久住見附市長のご挨拶にはじまり、来賓の荒井内閣官房参与からの言葉、初参加首長の自己紹介、そして久野譜也筑波大教授の講演が進行中です。
久野先生からは、企業がテレワーク導入で一日の歩数が約43%減少し、体重が増加した事例紹介や、高齢者が運動不足、社会参加の制限によってストレス増や不安増につながり、物忘れが増えた事例について、エビデンスを用いた説明をいただきました。
また、自治体における健康運動教室実施に向けた感染予防指針の共有、いわゆるwithコロナ時代における健幸な街をどのようにつくるべきか、AIを活用した医療費適正化や介護費抑制、政策づくり等について示唆に富んだ講義が進められています。
荒井参与から東日本震災で外出できなかった福島県では2年後に肥満が激増したというお話しがありました。震災関連死ならぬ感染関連死にも備えていかなければならないのかもしれません。
今日は夕方までパソコンにかじりついて外出自粛やテレワークがもたらす健康二次被害をどう予防すべきか最先端の研究を学び、この危機的状況の中から戸田市ならではの実践につないでいきたいと思います。
最後に添付したチラシはこの首長研究会から提供いただき、4月上旬に全ての後期高齢者世帯に送付した自宅でできる運動不足予防メニューです。