【令和6年能登半島地震について】
令和6年能登半島地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、負傷された方々、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
被災地では現在も断続的に強い地震が発生しております。道路網が寸断され、救援物資も不足する中、自衛隊・警察・消防はじめ各分野で必死の救助活動、消火活動が行われております。
危険と隣り合わせの中、正月返上で支援を行なっている方々に心から敬意を表します。
地震災害に対して気象庁が命名を行うのは、2018年9月の平成30年北海道胆振東部地震以来の大地震とのことです。
震度3を記録した戸田市においては昨日、地震の影響で笹目地域の工業用水の漏水がありました。現在漏水は止まっておりますが、正月ということもありまだ応急処置のみの状況です。
今後は、工業用水を管轄する埼玉県で対応していただく予定ですが、一日も早い復旧を要請してまいります。
今回の地震は「元旦の午後」という、一年のうち最も平穏で、危機管理体制としても最も手薄となっている時間帯に発生しました。
災害は、時期を選ばず、人を待たずにやってくる事を改めて思い知らされましたが、帰省して久しぶりの家族団らんの幸せの時を一瞬にして奪い去る自然災害の残酷さに言葉を失っております。
市としても、例えば消防では被災地から支援要請があった場合に備えて待機しているなど、然るべき関係先よりの応援要請があり次第対応できるよう連絡し体制を整えているところです。
災害では一般的に被災後3日を過ぎると生存率が著しく低下することから、人命救助のタイムリミットは「発災後72時間」といわれております。
現在、発災後約25時間が経過しましたが、閉じ込めや孤立している方が一分一秒でも早く救助されることを祈ります。そして被災地に必要な救援物資が一日も早く届き皆様の安全が確保されることを願っております。