【全国ICT教育首長サミットに登壇】
昨日、お台場の東京ファッションタウンビルにて「全国ICT教育首長サミット」が開催され登壇者として戸田市の教育改革について発表しました。
このイベントは全国の教育関係者が多く参加する「New Education Expo(NEE)」に合わせて行われており、この首長サミットは毎年注目のセッションです。
「Next GIGAが日本の未来を変える~先進的ICT教育自治体のトップが語る未来の教育~」と題したセッションでは、来賓の文部科学省学校デジタル化PTリーダーの寺島史朗様の講演にはじまり全国ICT教育首長協議会会長の横尾俊彦多久市長はじめとする首長や教育長が登壇しました。
私のプレゼンテーションは、戸田市の教育改革のコンセプトである「AIでの代替が難しい力の育成」、「産官学と連携した知のリソースの活用」、「経験と勘と気合い(3K)からエビデンスを踏まえた教育活動への転換」、「授業や生徒指導を科学する」をご紹介して、現在戸田市が進めているGIGAスクール構想の第2フェーズに向けた一人一台端末の更新や教育データの利活用についてお話しいたしました。
また、そのベースとして昨年整備した市内全教室へのホワイトボードおよび電子黒板機能付きプロジェクター導入による授業の質向上や、戸田型オルタナティブプランに基づく多様な学びの選択肢の提供、さらには戸田市版ゼロトラストの構築による教育データの安全な活用についてもお話させていただきました。
他にも、ダッシュボードを活用した教育総合データベースの実装と「教育データの利活用に関するガイドライン」による個人情報保護法や児童生徒のプライバシー保護に配慮についても紹介しました。
戸田市が加盟している全国ICT教育首長協議会にはICT教育のファーストペンギンたるリーダーがたくさんいます。
これからも先進自治体同士が切磋琢磨しながら戸田市で教育を受けて良かったと思えるよう子どもたちの学習環境をアップデートしてまいります。