【国土交通大臣へ要望書提出】

【国土交通大臣へ要望書提出】
本日は、地元選出の田中良生代議士の多大なるお力添えをいただき、国土交通省の中野洋昌大臣と懇談の機会をいただき、戸田市、埼玉県、国の治水対策に関する要望書を提出いたしました。
本市は荒川沿いの低地に位置するため大雨や台風の際には道路冠水や浸水被害が発生しやすく、また万が一にも荒川が氾濫すれば市内全域の浸水深は3メートル以上にもなってしまいます。
近年は気候変動の影響により短時間での豪雨や台風の規模が激しさを増しています。令和元年の台風第19号では、市内の一部が浸水す大きな被害を受け、また昨年7月31日の集中豪雨でも道路冠水や浸水被害が一部発生するなど、市内の治水対策強化は急務となっています。
市民の皆様が安心して暮らせるためには、市のみでは市民の皆様の安全を守ることができません。
国・県・市が連携して荒川流域全体で関係機関が協力した「流域治水」の取り組みを強化することが不可欠であり、具体的には荒川の調節池整備(国の事業)、そして笹目川の堤防強化や排水機場の増強(県の事業)、さらに市による雨水貯留浸透施設の整備(国の支援)など、多面的な対策を進めていかなれればなりません。
今回の要望書では、以下の3点について特段の支援をお願いしました。
①荒川第二・第三調節池の早期完成に向けた予算の重点化
②笹目川排水機場の強化整備を支援するための個別補助事業への採択
③国土強靭化計画の継続的な推進と必要な予算・財源の確保
中野大臣からは要望の内容について省内で検討する旨のご発言をいただきました。
これからも、国・県・市が連携した治水対策の推進に向けて、今後も戸田市の浸水リスク軽減に向けた取り組みを全力で進めてまいります。
中野大臣と田中代議士におかれては、国会開会中の大変お忙しい中、誠にありがとうございました。