【埼玉県市長会】
本日はさいたま市にて市長会の総会です。前半は総会、後半は講演会でした。
例年、市長会では各市から3点の要望を取りまとめ中でも優先度の高いものは個別要望として特出しして要望することになっています。本市の今年度の要望は台風19号により溢れ、被害を及ぼした「ボートコースの溢水対策」です。県営公園として一日も早い対策をお願いしております。
また個別要望とは別に市長会として重点要望というものもあります。今年度は重点項目として「新型コロナウイルス対策」「乳幼児医療費助成制度の充実」「児童福祉施策の充実」を掲げており、3つとも戸田市の課題にリンクしています。
総会は滞りなく終了し、後半はTV番組でもお馴染み、外交ジャーナリストの手嶋龍一さんによる「コロナ禍の米大統領選を読み解く〜東アジア情勢と日米同盟の行方〜」と題した講演会でした。
印象に残ったのは今後益々厳しくなる東アジア情勢下で日本はインフォメーションはあってもインテリジェンスがない。という事。ともに日本では「情報」と訳しますが、前者は一般的なもので後者は極秘的なリーダーが決断すべき時に用いるもの。国家が生き残るためには選り抜かれた情報のダイヤモンドが必要であり日米同盟はこれを提供してくれない。「情報に同盟なし」という事でした。まさに市政にも同じ事が言えそうです。大統領選挙の結果後、今後我が国はどうやって中国と向き合いどのように舵を取るべきか。私達が知り得ない内容も散りばめられ、時宜を得た引き込まれる講演でした。