【宣言解除後の公共施設について】
緊急事態宣言の解除を受け、公共施設については、人と人との距離を十分に確保するなど、感染症対策を十分に講じたうえで、以下のとおりといたします。
[屋内公共施設]
3月22日から開館とします。
ただし3月31日まで貸室利用については、定員の50パーセント以下、施設内での水分補給を除く飲食は禁止します。
[屋外公共施設]
3月22日から通常利用とします。
また、市主催(共催、指定管理者含む)の市民が参加するイベント等については、令和3年3月31日まで、原則中止または延期といたします。
なお、本市の方針については今後国・埼玉県の動向を参考に適宜検討を行ないます。
[政府緊急事態宣言の解除にかかる市長メッセージ]
1月7日に発出された緊急事態宣言が、3月21日をもって2カ月半ぶりに解除されました。この間、市民の皆さまには感染防止の取り組みにご協力いただきましたことに、心より感謝申し上げます。
昨年末からの第3波におきましては、本市でも1日の平均新規感染者数が20人を越える状況にありました。その後、徐々に減少し、現在は1日平均2人以下まで下がってきております。また、市内病院の患者受入体制も平常に復しており、市内医療の供給体制はひっ迫の局面からは脱してきております。
しかしながら、本市を含む首都圏におきましては、危機的な状況こそ脱したものの、新規感染者数は下げ止まりの状況にあり、予断を許さない状況は続いております。そこで、埼玉県では、引き続き、県内全域に不要不急の外出自粛や、飲食店に対して営業時間を午後9時までとするなどの段階的緩和措置等を実施することとなりました。
本市では、緊急事態宣言の解除と埼玉県の段階的緩和措置等の内容を受けて、新型コロナウイルス対策本部会議において検討した結果、3月31日までは、市主催のイベントについては中止とし、公共施設については、屋内施設は利用定員の50パーセント以下、飲食禁止としたうえで、屋外施設と併せて平常の運営に戻すことを決定いたしました。
春は区切りの季節であり、謝恩会や歓送迎会などのイベントを予定されている方もいるかもしれません。また、春本番を迎え、桜が咲いてお花見に出かけたくなる時期でもありますが、緊急事態宣言の解除が、そのまま安全宣言となるわけではありません。危機的状況は脱しつつあるとはいえ、感染は収束したわけではなく、まだまだ油断はできない状況にあります。
市民の皆さまには、引き続き新しい生活様式の実践をお願いするとともに、今しばらくは不要不急の外出自粛などの感染防止対策に引き続きご理解とご協力をくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
令和3年(2021年)3月22日
戸田市長 菅原 文仁