【対岸の火事ではない】
ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まって2日目となりました。キエフ陥落が目前となり無辜の市民が犠牲となっています。
どんな理由があろうと、紛争解決の手段として武力を行使することは許されません。ロシアの侵略に強く抗議したいと思います。
この21世紀にあって、核をちらつかせて戦争する国家があるとは悪夢でも見ているようですが、これは現実です。
世界が守ってきたはずの秩序が脆くも崩れました。言うまでもなく我が国はロシアに対して厳しく断罪を下すべきであり、徹底した制裁と東で隣接する国家として様々な備えをしていかなければなりません。
これは対岸の火事では済まない問題です。このままでは東アジアも安全保障体制がバランスを失い、相手を力でねじ伏せる国が跋扈しかねません。
特に、台湾海峡で同じことが起こらないようにするためにも、国会ではコロナも大切ですが、我が国の安全保障環境を本気で考えて真剣に議論していただきたいものです。
しかし、自分たちが汗をかくこともなく、自国民や家族を守ることなど果たしてできるのでしょうか。もう他国に頼るだけの考えを見直すべき時が来ており、国民のための憲法を考えなければいけないと私は思います。
戦争では犠牲者を「数」として報道しますが、この一人一人は昨日までごく普通の生活をしていた方々で人生と家族がいます。そして恐怖に震える多くの罪なき子供たちがいます。そう考えるとこの蛮行を断じて許すことはできません。
今はただ祈ることしかできませんがこれ以上何の罪もない市民の尊い命が奪われることのないよう心から願っています。