【岸田総理大臣・永岡文部科学大臣が戸田市を視察】
大袈裟な表現かも知れませんが、本日は戸田市にとって歴史的な出来事がありました。
報道を見た方もいらっしゃるかと思いますが、きょう午前中、岸田文雄総理大臣と永岡桂子文部科学大臣が戸田東小学校・戸田東中学校にお越し頂き、授業の視察と教職員との車座ミーティングを行いました。
戸田市ではこれまで、戸ヶ崎教育長を先頭に「教育日本一」を目指し、産官学民との多様な連携をはじめタブレット端末の授業への実装や特別支援教育の充実、不登校児童生徒への多様な学びの場の設置など各学校において様々なチャレンジを行ってきました。
特に近年は、GIGAスクール構想の影響もあり文部科学大臣、デジタル大臣、少子化担当大臣をはじめ、中央省庁や各地の教育関係者の視察が続くなど、全国からご注目いただくようになりました。
そして本日、岸田文雄内閣総理大臣と永岡桂子文部科学大臣のお二人お揃いでのご視察をいただくこととなりました。
現職の総理大臣の視察は戸田市始まって以来であり、教育委員会としても市長としても大変光栄な機会となりました。
視察では、東小6年生のタブレットを活用したプレゼンテーション授業の様子や、高性能PCや3Dプリンターなどが整備された「Steam Lab」における3Dプリンターを活用した授業の様子をご覧いただきました。
また車座ミーティングでは、若手教師から子育てとの両立の苦労や働き方改革についての意見や、中学校における35人学級の要望なども飛び出し、まさに総理に現場の声を届ける機会となりました。
岸田総理は子どもたちに親しく話しかけるなど、興味深く視察されておりました。児童からはPBLの成果である筆を洗う瓶と3Dプリンターで作製したグッズをプレゼントもあり喜んでもらえました。
また本市の子どもたちのプレゼンテーションスキルには大変驚かれ、何度も頷いた様子で本市の教育は最先端を進んでいると、大きな期待を寄せていただきました。
教育への投資を最優先にしてきた私としても、このように総理から期待を寄せられたことを励みと受け止め、引き続き教育委員会としっかり連携しながら「教育日本一」へと邁進したいと思います。
また最後の記者会見で岸田総理は、卒業式のマスク着用について、3年間マスクをつけてきた子どもたちが卒業式でお互い笑顔を見ながら参加できることを示した上で、「着用しないことを基本とする」ことを表明されました。
コロナ禍の象徴である「マスクの着用」が、戸田市の学校で総理大臣から「基本着用なし」とする発表がなされたことも、語り継がれるような歴史的な出来事になったのではないかと思います。
何はともあれ、総理を迎え入れるホスト役の私たちとしては、朝から降り積もる雪などもあり不安要素ばかりでしたが、大きなトラブルなく視察が無事に終わった事にホッとしています。
無事終わることを祈るあまり、岸田総理とのツーショット写真はチャンスを逃してしまいましたが(笑)、市長としては、総理大臣が視察が来ていただけて、無事お帰りになったという事実が残ったことだけでも万々歳です。
しかし本日の警護は私が今まで見たことのないほど厳重でした。
本日に視察に関わったすべての関係者の皆さまに心からの敬意と深く感謝を申し上げます。
朝日新聞
産経新聞
時事通信
共同通信
NHKニュース
岸田首相 教育のデジタル化や教員の働き方改革 進める考え強調
首相官邸HP
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