【市の花サクラソウプロジェクト】
「我が国は 草もさくらを 咲きにけり」
この句は、かの小林一茶の俳句でサクラソウを詠んだものです。一茶も荒川沿いを歩いて美しさに魅かれたことでしょう。
ご承知のように、サクラソウは戸田市の「市の花」(昭和51年制定)ですが、埼玉県の「県の花」(昭和46年制定)でもあり、さらにはお隣さいたま市の「市花」でもあり、荒川と深いつながりを持つ県民、市民の宝物のような植物です。
戸田市では、市の自然再生のシンボルでもあるサクラソウをより愛着をもって市民に普及するため、昨年度よりサクラソウプロジェクトを推進しております。
本日はその一環として大野知事のもとに伺い、短い期間ではありますが可憐なサクラソウを知事室に飾っていただくよう、戸田市で育った鉢植えのサクラソウを進呈させていただきました。
サクラソウの花言葉は「少年時代の希望」「初恋」「純潔」「あこがれ」だそうです。
発色が鮮やかなハート形をした花びらがとても美しく可愛らしいサクラソウですが、開花期間が短いので儚さとか、もののあわれといった日本人の琴線に触れるしみじみした趣きを感じさせる花言葉になったのかも知れません。
大野 元裕知事には、サクラソウプロジェクトのお話をさせていただきましたが、なんと知事のご自宅にもサクラソウが植えてあるとの事でした。さすがです。
先日の「さくらそう祭り2022」では、約200組の皆さんにサクラソウの苗をお渡ししましたが、今後、市の花であるサクラソウが市内外にいっぱい広がっていく事で郷土愛がさらに育まれる事を期待しています。
大野知事にはお忙しい中お時間を割いていただきありがとうございました。