【市長メッセージ】
まん延防止等重点措置等の拡大に関して
4月28日から、従来のさいたま市と川口市に加え、本市を含む13市町が新たに「まん延防止等重点措置」の措置区域に指定され、飲食店での営業時間の短縮に加え、酒類の提供自粛の要請が出されました。
これを受けて、本市でも、公共施設の開館時間の短縮等の利用制限、イベントの原則中止などの措置を実施します。
隣接する東京都に3度目の緊急事態宣言が発出され、新規感染者数が増え続けている状況があります。本市でも、市内の新規感染者数は、4月25日時点では4人となっており、多少の変動はあるものの、3月と比較して確実に増加傾向を示しております。
埼玉県内では毎週のように変異株の陽性率が倍加してきており、感染力の強力化や、若い世代の感染拡大、重症化への警戒感が高まっております。感染拡大を抑えるためには、一人ひとりが自分の行動を今一度見つめなおし、人との接触機会の低減を図ることに改めて取り組んでいく必要があります。
感染拡大の切り札と言われているワクチン接種につきましては、本市では医療従事者に続き、高齢者への接種についても、県内でも早期に接種を始めたところであります。1日でも早く、より多くの皆さまに接種できるよう取り組んでいるところではございますが、まだまだワクチンの入荷が限られている状況であり、多くの皆さまにはもうしばらくお待ちいただくことになりますので、今はまだ、感染防止に向けた取組を続けていただく必要があります。
間もなくゴールデンウイークが始まりますが、この間に感染拡大を抑え、収束に向けて短期間でしっかりと封じ込めていく必要があります。そのために今がまさに正念場となります。
自分自身と家族、友人を守るために、今年のゴールデンウイークも不要不急の外出を避け、マスクの着用や手洗いの徹底、会食等の自粛にご協力をいただきますようお願い申し上げます。
令和3年(2021年)4月27日
戸田市長 菅原 文仁