【戸田市が総務大臣表彰を受賞】
この度、戸田市の上下水道事業が他の地方公営企業の模範となる取組を行っている自治体として「令和3年度優良地方公営企業総務大臣表彰」を受賞しました。
この表彰は、地方公営企業法を適用している地方公営企業のうち、経営の健全性が確保されており、かつ他の地方公営企業の規範となる取組を行われている地方公営企業を対象として総務大臣が表彰するものであり埼玉県内では戸田市が初めての受賞となります。(大臣表彰はコロナ禍のため中止)
受賞した理由としては、給排水設備関係業務、運転管理業務等、上下水道合わせて48に及ぶ大規模な包括的民間委託など先進的な取り組みを実施していること。
また業務内容についてもモニタリングマニュアルを整備し、適時適切に成果の検証を行っていること。
さらには、アセットマネジメントに基づく経営戦略等を策定し、中・長期的な更新需要や財政収支の見通しを立て健全経営に取り組んでいることが挙げられています。
とかく上下水道は目立たない行政分野ですが、市民生活にとって生命や健康を支える最重要の事務だと私は考えています。
このような受賞の栄に浴することができたのは凡事徹底で職務にあたっている関係者の努力の成果であり、市長として誇りに感じています。
また今年度から戸田市では、私の肝煎りで治水を全体で捉えるために、上下水道部と河川課を統合して「水安全部」を創設しました。
古来より「水を治めるは天下を治める」といいます。安全な水、衛生的な下水、そして防災・治水は行政の根幹です。
これからも水関連事業の安定経営を進めながら中長期的視点から「水を治める」ことを重点に置いて頑張りたいと思います。