【戸田市の陽性確認者の治療・療養状況(7月31日時点)】
昨日、南部保健所から7月31日時点での市内の陽性確認された方の治療・療養状況について情報提供がありました。
保健所によると7月31日時点での戸田市では累計で57人の陽性者が確認されていますが、そのうち退院・療養終了した方は43人(75.4%)、患者数は14人(24.6%)(入院9宿泊療養5自宅療養0入院調整中0)となっています。
本日現在の数ではありませんが、この数値からわかることは本市では7月末時点で少なくとも自宅療養や入院調整(待機)されている方はおらず、陽性が確認された14人は治療・療養を受けられているという事です。また陽性となった方のうち4分の3もの方々が治癒し社会生活に戻っています。
私もこれまで事例があった場合は便宜上「◯例目」とお伝えしておりました。しかしこの数は感染事例の累計を示しているものではありますが、現時点での陽性者数を示しているものではありません。コロナとの戦いの長期化が見込まれる現在に至ってはあまり意味をなさない数となっていると思っております。
むしろ「現在◯◯人の感染者がいる」という誤解も生じかねないため、今後は表記の方法について検討させていただきたいと思っています。
皆様には、引き続き新しい生活様式の実践へのご協力をお願いしておりますが、もうひとつ申し上げるとするならば、市内でもコロナウイルス感染事例について不確かな情報や事実でない噂が広まっていると聞いております。
陽性確認者や濃厚接触者、医療従事者や関係機関に働く方々への誤解や偏見に基づく不当な差別やいじめ、誹謗中傷といった人権侵害は決してあってはならない事です。日々膨大に発信される情報には不確かな情報やデマも多数あります。
こうした情報をむやみに信じることなく国や自治体が発信する情報をご確認いただくとともに、人権に配慮した温かい心で冷静な行動をとっていただきますようお願いいたします。