【戸田市デジタル宣言】
本日、戸田市では今年度デジタル戦略室と準備してきた「戸田市デジタルトランスフォーメーション推進本部会議」を発足しました。
会議発足の第一歩として、戸田市がデジタル化をさらに進めることを内外に表明し、全庁で共有するため「戸田市デジタル宣言」を行いました。
これまで戸田市では、共通基盤システムや統合仮想基盤の構築など行政事務に関する様々な効率化をはかってまいりました。
また、市民の利便性向上に向けた取り組みとして、「AI総合案内サービス」を全国に先駆けて導入したことや、市役所に行かなくてもスマホで住民票などを取得できる「スマート申請」導入しました。
さらに、全国初で災害時の避難所において無料でWi-Fiを利用できる「00000Japan」との協定を結ぶなど、デジタル化による市民サービスの提供に努めてきました。
一方で、9月1日に内閣直属に発足したデジタル庁に、10月1日付けで戸田市職員を派遣することが決定し、本日の朝、市長室において出向する若手職員に市長訓示を行いました。
デジタル庁には中央省庁や民間出身の優秀な方々がたくさん集まると伺っています。戸田市の代表としての誇りを胸に、若手の特権である恥をかきつつ、しっかり揉まれて大きく育ってもらいたいと期待しています。
新型コロナ対応の中、戸田市でも行政サービスのにおけるデジタル化の遅れが浮き彫りになりました。デジタル宣言を契機として地方から思い切ってデジタル化を進めたいと思います。
そしていずれは「地方から日本を変える」との密かな野望も抱いています。
[戸田市デジタル宣言]
「戸田市は、全ての市民がデジタル技術とデータ利活用の恩恵を享受できるとともに、新たな生活様式において安全で安心な暮らしや豊かさを実感できる、デジタル市役所の実現を目指すことを宣言します。」
一.行政手続のデジタル化を目指します
・行政手続の100パーセントオンライン化を目指します。
・市役所収納の100パーセントキャッシュレス化を目指します。
・スマートフォンで完結する行政手続きの実現を目指します。
二.デジタルトランスフォーメーションを推進します
・すべての部署でWeb会議が行えるようにします
・すべての職員がテレワークを行えるようにします
・行政事務の100パーセントぺーパーレス、はんこレスを目指します
・AI・Rpa等先端技術を活用し行政事務の効率化を図ります。
・情報システム標準化など効率的なシステムを導入します
三.市民とデジタルでつながる市役所を目指します
・誰一人取り残さない人にやさしいデジタル化を目指します
・Web等でスピーディーに情報提供・共有を図ります
四.官民データの利活用を行います
・オープンデータ等を活用し、地域課題の解決を図ります。
令和3年9月28日
戸田市長 菅原文仁