【接種証明書と外字の印刷について】
いよいよ26日から新型コロナウイルス接種証明書の発行が始まります。戸田市でも近日中に証明書の発行手続きを公表いたします。
少しマニアックな話になりますが、接種証明書は、国が開発した新型コロナワクチン接種記録システム(VRS)を利用して印字しますが、このシステムは外字(つまりフォントに搭載されていない文字)には対応していません。
そのため、接種証明書を交付する際、氏名に外字がある場合には申請者に代替文字を申請していただき、内字に置き換えて印字しなければなりませんでした。
そこで戸田市では、こうした煩雑な手続きを省力化するため、VRSの仕様について国に確認の上で動作を検証し、独自に外字を表示・印刷するためのマニュアルを作成して端末機に設定を行うことで、外字の表示と印刷が可能な仕組みをつくりました(全国初)。
これにより、申請者は代替文字を申請いただく必要がなくなり、本来の文字で印刷された証明書を受け取れることとなります。
なお、本事例は内閣官房IT総合戦略室を通じ、優良事例として全国の自治体に共有されるとともに、日経クロステックにも掲載していただきました。
これを全国の自治体が活用していただければ、申請者の利便性向上と合わせて行政事務コストがかなり削減できるのではないかと期待しています。
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ワクチンに関するリソースについては、新型コロナウイルス感染症情報センターをご覧ください。