【日本財団常務の笹川順平さんと対談】
2016年11月から戸田市が日本財団と共に進めてきた子どもの「第三の居場所」の取り組み。
市内に第一号拠点が設立されてから4年が経過した昨日11月2日、この取り組みを先頭に立って進めてきた日本財団常務理事の笹川順平さんと対談させていただきました。
コロナ禍は社会的弱者を追い詰めました。特に、家庭にも学校にも自分の居場所がない子どもたちには過酷な出来事だったと思います。そのような中、拠点を支えるスタッフの献身的な取り組みがどれだけ子供たちの支えになったか計り知れません。本当にありがたいと思います。
現在、日本財団が手がけた第三の居場所は約40ヶ所と全国に広がっていますが、笹川さんが手掛けた第一号拠点の戸田の取り組みはモデルとなっており、全国からも注目されているとお話をいただきました。
対談では、もっとたくさんの事例を積み重ねて行かなければならないこと。そして子どもの貧困問題については国がもっと積極的に予算の比率を高めるべき、といった認識を共有させていただきました。
私の公約でもある「子どもの貧困対策に徹底した取り組み」は始まったばかりです。
笹川常務との対談を終えて今後も国、県、公益団体、産業界などそれぞれをつないで「誰一人取り残さない」地域の実現に向けて頑張っていこうと決意をあらたにしました。