Enterキーで投稿します。
【東京2020オリンピックが開幕】
1年間の延期を経て、前日の土壇場まで幾多の困難や葛藤をはらみながら、東京2020オリンピックが開幕しました。
昨日の夜は少し夜更かしして歴史の瞬間を見逃すまいと、家族で最初から最後まで開会式を視聴しました。
たくさんの参加国の選手が多様な衣装(ユニフォーム)をまとう姿に、世界の広さを改めて感じましたし、最後に日本選手団の入場時は、さすがに鳥肌が立ちました。
日本選手団の入場中は戸田市ゆかりの選手がいるか画面に食い入るように探しましたが、残念ながら私の目では確認出来ませんでした。
たしかにサッカーの長谷川選手は札幌にいるはずですし、体操の平岩選手は日曜の早い時間帯の試合とのことで参加は難しいと聞いています。
射撃の大山選手は予選が28日。ボートの荒川選手は23日の予選を見事突破したので準々決勝26日まで試合がないので、もしかしたら・・と思いましたが、まったく見つかりませんでした。
賛否ある演出も、私はとても良かったと思います。
まずMISIAさんの君が代は、いきなり涙腺にきました。
入場曲が全部ゲーム音楽なのは度肝を抜かれましたし、ピクトグラムは難しい要素がなく、世界中で子供が楽しめたと思います。
ドローンでは日本の技術力の高さを見せつけてくれました。聖火ランナーもエッセンシャルワーカーの方の起用が素晴らしかったです。最終ランナーの大阪なおみ選手も、多様性を象徴しているようで納得です。少しはにかみながらトーチを掲げた姿がとても素敵でした。
コロナ禍の異例尽くしの大会です。感染対策の徹底など安心安全の大会運営を期待することはもちろんですが、我々がこの試練を乗り越えるためにも、心を一つにする大会になればと思います。
私は、昨日陛下が各国の首脳と面会した際に述べられた「平和と調和の精神を未来にリレー」を、とのお言葉にこの大会の意義があるのではないかと思います。
いろんなことを考えると、どうしても悲観的になってしまいますが、あらゆる困難の中で出場するアスリートたちも葛藤ながらも一生に一度のこの大会にすべてを懸けて夢舞台に臨みます。
私は肉体と精神の限界に挑む人間の可能性に敬意を表さずにいられません。心静かに、自宅で精一杯選手たちの活躍を応援したいと思います。
そして、本日、戸田市の事前キャンプを行うオーストラリアのカヌー選手団が到着します。直接のふれあいこそできませんが、平和と調和の精神を胸に、感染対策を徹底しながら精いっぱいのおもてなしと、戸田が世界に誇る環境を整えて事前キャンプ受け入れを完遂したいと思います。