本日の早朝職員が「市長への提言」メールを確認したところ、昨日の午後8時頃、戸田市役所及び戸田第一小学校に対する爆破予告等のメールを受信しました。

戸田市では蕨警察署へ通報した上で、下記のように対応を行ってまいります。



予告内容

・9月1日正午に戸田市役所と戸田市立戸田第一小学校の主要建造物を爆破する

・その後戸田市内の駅どこか1カ所付近でサリンを積んだ軽トラックを横転させ周囲にサリンをばらまく。

・同日までに私立中学校のどこかの上水道水に狂犬病ウイルスを混入させる。

・同日午後に児童にフッ化水素酸を浴びせる。

・予告を隠蔽した場合には、9月2日に戸田市長を殺す。

市役所の対応

・戸田市役所本庁舎では、警察による建物内及び敷地周辺検索を実施します。

・9月1日は戸田市役所本庁舎の開庁時間を午後1時からとします。

・戸田市役所本庁舎及び小中学校において、引き続き不審物の点検等の警戒を強化します。

・小中学校を始め予告された地域の防犯パトロールを強化します。

・市内3つの浄水場について、関係者以外の立ち入り禁止及び場内の監視を強化します。

市内小中学校等の対応

・戸田第一小学校では9月1日は臨時休業とします。

・戸田第一小学校以外の小学校では9月1日は全児童を11時までに保護者に引き渡します。

・市内全中学校では9月1日は全生徒を11時までに一斉下校させます。

・9月1日の学童保育室については、公立、民間ともに休室とします。

・戸田第一小学校では、警察による建物検索、教育委員会及び教職員による建物設備点検を実施します。

・市内中学校の水道水は使用しないで、水筒を持参させます。



この予告が事実であれば、大変恐ろしいことになりますので、警察との協力により万全の対応を取っていかなければなりません。

また世間を騒がせたいだけの愉快犯であれば、絶対に許すことができませんし、市長への殺害予告についても到底看過できないものです。本市としては、このことに対して毅然とした対応を図ってまいります。

教育委員会はじめ様々な検討を行った結果、報道にもあるような愉快犯の可能性もありますが市役所や小学校を名指した犯行予告であり、児童や市民の安全を脅かす危険性を排除しきれないため、万が一に備えた対応をすべきであるとの結論に至りました。

「混乱を招きかねない判断ではないか」とのお叱りをいただくことも充分承知しております。

しかし市民の生命を最優先に守ることを第一に考えた結果でありますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。