昨日、川口市フレンディアにて令和元年度の県南治水大会が開催されました。私からは開会のことばを申し上げました。
今年も出水期に入りましたが、首都圏では記録的な日照時間の不足が報じられています。雨天続く中、行政では河川の増水や地盤のゆるみに警戒する毎日が続いております。
昨年の「平成30年7月豪雨」では223名もの尊い命が犠牲となり、現在も避難生活を余儀なくされる方が2700世帯に上るなど未だ大きな爪痕を残しており、線状降水帯がもたらしたすさまじい豪雨災害はこれまでの常識では測れないようなレベルにまで達しています。
県南7市地域の県内面積の割合は、約1割ですが人口は約3分の1であり、経済機能や社会インフラも集中しています。
そういったことからも、今よりも更に水害に強く、住民が安心して安全に住み続けられるよう地域の強靱化を進め、市民の生命と財産を守っていかなければなりません。
決議を頂いた23の項目について、しっかり国に働きかけてまいりたいと思います。
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