【第31回 Smart Wellness City首長研究会】
10月24日、25日に開催された「第31回 Smart Wellness City首長研究会」に参加してまいりました。
本研究会は、全国の首長が集まりSmart Wellness City(SWC)政策の具体化に向け様々な議論を行う年2回ある会議です。
今回のテーマは「次の5年のSWC政策の具体化を目指して」です。
ウォーカブルなまちづくり、高齢化に伴う認知機能の低下に関する課題や女性の健康問題、また加盟する各自治体による健康ポイント事業などの事例発表、さらには現場で働く自治体職員による発表など、健康交通を軸とした発表と意見交換が行われました。
初日は、三島市長の豊岡会長の挨拶、筑波大学教授の久野先生による基調講演が行われた後、様々な分野の専門家による発表が続きました。
特に印象的だったのは、「超高齢人口減社会で進むべき政策の方向性」についてのパネルディスカッションです。
人口減社会での移動問題への克服と認知機能低下者増大への対応について、谷口綾子筑波大学教授、田邉解筑波大学准教授、駒村康平慶応義塾大学教授、そして自治体側からは永松悟大分県杵築市長の専門家の立場、現場を預かる首長の立場での示唆に富む鋭い意見が多くありました。
2日目には、福岡県飯塚市の武井市長から市の取り組みが紹介され、その後は「子育てママ健幸プロジェクトの方針と成果」というテーマの講演が行われました。
本市も妊産婦支援に力を入れておりますが、今後の支援のあり方について多くの示唆を得ることができました。
戸田市も引き続きSWC加盟自治体と連携して、健康政策を発展させてまいります。