【第46回九都県市合同防災訓練】
本日、第46回九都県市合同防災訓練(埼玉県会場)が幸手市の県営権現堂公園公園で実施され、県内構成市の市長として出席しました。
九都県市合同防災訓練とは、首都直下型地震等の大規模災害に備えて首都圏の1都3県5政令市が毎年9月1日の「防災の日」を中心に連携して行う広域訓練です 。
訓練は埼玉県と幸手市が共催し、災害発生時に的確な対応が取れるよう、各機関と地域住民が一体となった総合的な訓練が行われます。
朝9時に地震想定に合わせた(戸田市でも実施している)シェイクアウト訓練から開始され、「幸手市を震度6強が襲う首都直下地震が発生した」との想定で訓練が開始されました 。
今回の訓練には、消防・警察・自衛隊をはじめ、県内各消防本部、消防団、医療機関、ライフライン事業者、地域の自主防災組織、災害時応援協定を結んだ企業など約140の機関が参加する非常に大規模かつ実践的・多彩なプログラムが展開されましたが、特に素晴らしかったのは今回は住民参加型の側面が強かったことだと思います。
幸手市は訓練の開催に合わせて誰もが参加しやすい訓練にするため、事前にバリアフリー視点の防災プレイベントを行うなど、障がい者や高齢者の参加も促したそうです。また本日の防災フェアでも車いす利用者向け展示や要配慮者の避難体験コーナーが設けられ、高齢者から子どもまで幅広い市民が参画できるよう工夫されました。
戸田市でも、参加型のイベントとして毎年3月に「消防・防災フェア」を開催しておりますが、こうした市民に開かれた訓練は今後の防災訓練全体の方向性としても、重視していく必要性があるものと再確認しました。
9月28日の戸田市住民版防災訓練には、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。






