【荒川左岸水害予防組合水防演習】
本日は、荒川左岸水害予防組合の水防演習が彩湖道満グリーンパークにて開催され、私は演習本部長として訓練の責任者を務めました。
今回の水防演習では、3市(戸田・川口・蕨)の消防団(水防団)、戸田市建設業協会の連携にによる水防工法などの洪水対応訓練を実施いたしました。
また彩湖では水難救助訓練が行われ、埼玉県防災航空隊のヘリコプターによる人命救助、戸田消防の潜水隊による潜水救命が実演されました。
各訓練では、高い技術と能力が発揮されて演習本部長として高く評価するとともに頼もしく感じた次第です。
近年の気候変動による影響もあり、全国各地で大規模な豪雨災害が発生しており荒川流域も例外ではありません。
記憶に新しい「令和元年東日本台風」では、彩湖・道満グリーンパークが調節池として重要な役割を果たし、私たちの生命と財産が守られました。しかし、内水の浸水被害などが発生し、水害の恐ろしさとさらなる対策の必要性が認識される事態となりました。
荒川の治水に関しては、現在国策として荒川第二・第三調整池の整備を進められており、令和8年には1200万立米の洪水調節容量が確保される予定となっております。
このことによって荒川氾濫に対する戸田市の治水安全度は大幅に向上する見込みです。
荒川とともに発展してきた戸田市としても、国・県・流域の連携を強化しながら、水害に強いまちづくりを進めてまいります。
水防演習にご参加いただいた皆様、朝早くから本当にお疲れ様でした。引き続き、関係者のご協力をお願い申し上げます。