【行方(なめがた)市視察】
本日は行政視察で茨城県行方(なめがた)市に伺い、鈴木周也市長と懇談をしてまいりました。
鈴木市長は全国青年市長会の会長であり私は副会長ということもあり、会長への表敬訪問を兼ねた視察でもあります。
大きな湖と肥沃な大地に恵まれた行方市は、「行方かんしょ」などに代表される日本有数のさつまいもの産地です。
最近は「やきいもの聖地」として全国的ななっており、視察や観光客がひっきりなしになりましたが、その陰には鈴木市長の緻密なブランド戦略がありました。
また「らぽっぽ」で有名な白ハト食品工業(株)さんによる日本初のやきいもファクトリーミュージアムと工場を廃校した小学校へ誘致して好評を博すなど、地域資源を最大限に活用した挑戦が成功しています。
また市長は市内に光ファイバーを張り巡らせ、県内唯一のテレビ局を市として運用するなど、市民へのタイムリーな情報発信を重視されており、この取り組みのおかげでコロナ禍の際は全世帯が安心して市からの情報を得ることができたとの事でした。
戸田市と地域事情は異なりますが、卓越したアイデアと行動力により、様々なプロジェクトで結果を出し続ける鈴木市長の行政手腕には学ぶべきことがたくさんありました。
行方市自慢の焼き芋をいただきましたが、とんでもなく甘くて美味しい焼き芋でした。
行方かんしょは、他産地と比べ糖化し甘味に変化するデンプン含量が多いこと、さらにキュアリング処理、長期定温保存することから糖度が高く甘みが強い良食味が特長です。
さすが世界に認められた「行方かんしょ」の味は違いました。
ご対応いただきました鈴木市長はじめ行方市の皆さま、本日は遅くまで誠にありがとうございました。