【養育費確保に向けた実証実験を開始します】
昨日、戸田市は(株)チャイルドサポート様(代表・弁護士 佐々木裕介様)と、「適切な養育費確保のための普及啓発事業」に係る実証実験の開始に向けた覚書の締結式を行いました。
戸田市では結婚される方も多くおりますが、離婚される方もいます。離婚した家族の子どもの養育費はその後の子どもの暮らしと成長を支える非常に大切な基盤です。
一方で、我が国で養育費を受け取れているひとり親家庭は3割にも満たないと言われ子どもの貧困の一因にもなっています。
私は以前より離婚後の子どもたちの養育費問題は社会全体の大きな課題だと感じており、市では養育費の保証促進補助金制度の実施など支援を実施してまいりました。
こうした中、民法改正により離婚後の親権が「共同」を選べる仕組みが整えられ、あわせて養育費の確保を後押しする制度(法定養育費の導入、請求の実効性を高める仕組み等)が盛り込まれました。制度は令和8年(2026年)4月1日に施行されます。
そこで戸田市と(株)チャイルドサポートは、当事者が離婚前から必要な情報と支援にアクセスできるよう、官民連携で周知啓発と支援体制の充実を進めることとなりました。
内容としては、弁護士監修の市職員研修、問診票コンテンツ、無料の電話相談、ADR利用補助制度の周知、広報・WEB発信など、8つの取組を実証実験として実施することとなりました。
佐々木弁護士率いる(株)チャイルドサポートは、離婚公正証書作成支援や、養育費の支払保証・回収代行サービスを提供しており、離婚と子育て支援に特化した法務省認証のADR機関です。
紙一枚で簡単に離婚できる先進国は日本しかありません。
この実証実験を通じて、離婚後の家庭の子どもたちの未来を守れる街づくりを進めてまいります。