【OECD(経済協力開発機構)の教育視察受け入れ】

【OECD(経済協力開発機構)の教育視察受け入れ】
本日は芦原小と戸二小にて、約40人もの海外の視察団をお迎えしました。視察団はOECDの教育関係者の皆さんです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、OECD(経済協力開発機構)とは、日・米を含めヨーロッパ諸国を中心とした 38の先進国が加盟する国際機関です。(本部はパリ)
OECDでは世界経済や社会福祉の向上を目的として先進国間の自由な意見交換・情報交換を通じて、経済成長、貿易自由化、途上国支援という三大目的に沿った課題を共有し解決策を議論しています。
よくニュースで日本の教育が何位なのかが話題になることがありますが、その調査をしているのもOECDです。
いわゆるPISA(Programme for International Student Assessmen)調査と呼ばれる国際的な学習到達度調査では、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野を中心とした試験を比較しています。
OECDでは近年、インクルーシブ教育や教師の確保に力を入れているそうであり、この度日本で開催される「OECDグローバルフォーラム」が開催されるにあたり、本市の教員の取り組みが「インクルーシブで革新的」との評価をいただいて視察につながったと伺いました。
欧州の元文部大臣や世界的な大学教授、インテル社の教育部門トップの方など、世界の教育分野をリードする方々が戸田市の教育に関心をお寄せいただきました。
戸ヶ崎教育長をはじめとする戸田市教育委員会の教育実践がこうして世界の教育界のリーダーから評価されたことは、市長としても大変名誉なことだと感じます。
これからも教育委員会とともに、戸田市の義務教育は日本一と実感できるよう、様々な教育環境の充実に努めてまいります。