苛烈を極めた先の大戦では埼玉県民48000余名を含む300万余の尊い命が失われました。
祖国の繁栄を願い家族を行末を案じながら、筆舌に尽くせぬ極寒焦熱の地で倒れた戦没者の方々の無念を想像すると、ただただ哀惜の念に堪えません。
また一家の大黒柱を喪われた御遺族の皆さんの哀しみそして戦後の御苦労は、計りしれないものです。その中で家族を養ない地域に貢献してこられた事に心から敬意を捧げるものです。
今日の献花に際して、散華された御英霊に改めてご冥福をお祈りし、その尊い犠牲とご遺族の努力の上に今日の平和と繁栄があることを改めて肝に命じ、地域の発展と国家の安寧に微力を尽くすことを誓いました。