昨日は蕨市内障害のある方の就労を支援する民間の事業所「就労継続支援A型」を視察しました。
就労継続支援事業とは、障害のある方で雇用されることが困難な方に働く場を提供する事業です。
中でもA型は、継続的に就労することが可能な65歳未満の方が雇用契約に基づき継続的に雇用され、利用者の皆さんは実際の業務や職業訓練を通じながら職業技能や体調管理能力などを身につけて最終的には一般就労を目指していきます。
利用者にとっては雇用契約を結んでいるため都道府県の最低賃金が保証されており収入も安定する為、やりがいにもつながります。
事務所の所長さんに事業の概要と利用者の方々の就労状況を説明いただき、実際の作業も体験させていただきました。
まだまだ一般の認知度が高くないため営業に苦労したり、役所の申請も煩雑だったそうです。
一方、利用者の方にお話を伺うと、毎日のように仕事があり、通って感謝して満足しているとのことでした。
障害者の就労支援についてはこれまでも関心を持って取り組んできましたが、知っているようで知らないこともたくさん発見でき、さらに学びを深めることができました。インターンシップの清水さんも同行させていただき、大変勉強になったと思います。
今後の福祉保健医療委員会の提案にも昨日の現場で学んだこと、活かしていきたいと思います!