昨日は、市民団体のみなさんと上戸田川の源流を目指して自転車で市内視察しました。
最近では忘れ去られようとしていますが、昔上戸田川は見沼代用水西縁の末端として、戸田市の水田を守っていました。
しかし都市化が進み、いつしか市内農家の方々は水利権を放棄。今は農業用水の溢れ水が少々、上戸田川となって市内を流れています。
今の上戸田川は水質や見た目にもまだまだ課題が残りますが、市の上戸田川基本整備計画によれば、新曽第二土地区画整理事業用地内の戸田駅前に親水広場を整備する計画となっっており、準備は少しずつ進んでいるとのことです。
上戸田川は準用河川であり、一義的には市が整備、管理するものです。しかし、見沼代用水が入り口で、菖蒲川が出口でもあるわけで、県もこの河川整備には最大限の関心を持っていただきたいと思います。そして市との連携が必要な際はぜひ協力をしてもらいたいと思っています。
昨日は下流から上流に向けてつぶさに観察したことで、上戸田川の将来像に向けたイメージを膨らませることができました。