インターンOBの小泉です。
3月27日、菅原・井上両事務所インターン生による政策発表会がありました。
それぞれの政策の内容、OBとしての感想を挙げたいと思います。
発表トップバッターは井上事務所、花澤さん。
彼の提案は少子化対策としての「学生社員制度」。大学の学習を初めの2年間に詰め込み、3年次からは社会人として働くと共に通信教育による学習を行うというもの。学習集中のために就活時期を遅らせるという現在の流れに逆行する内容。なかなか興味深いものでした。
2番目は菅原事務所から幕田さん。
彼の政策は県内企業協力の下、インターンシップ率100%を掲げるというもの。その結果、離職率の下落に繋がるとのこと。学生と企業、相互にメリットがあるか、その辺りが課題であると共に面白い点でもありました。
3番目も菅原事務所の中村さん。
彼女の案は「ださいたま」と揶揄されがちな埼玉の魅力を伝えるため、美女を登用してオシャレ化を進めるというものです。埼玉県民としての矜持を持とうという彼女の熱意は凄まじいものでした。
4番目は菅原事務所の橋本さん。
彼女は埼玉県民の睡眠時間の少なさ解消のため、「お昼寝」の時間の推奨を提案していました。予算がかからないということ、そしてデメリットがあまりないという主張。プレゼン力もあって、政策の魅力が増しました。
ラストは井上事務所の高崎さん。
彼女は将来的な国際化に対応すべく、県内高校にインターナショナルクラスを設置。2年次に留学を組み込むと共にその準備、留学後の発展学習を進めるというもの。資源がなくても人はいる。目の付け所が良かったと思います。
全般的に見て、少子化や離職、国際化と埼玉に留まらない大きな問題を取り上げていた印象。そして今回何より感じたのは政策に対する熱意。ちょっと強情な感情論になった面も見受けられたものの、人に訴えかけるのは熱意あってこそ。改めて感じました。
何はともあれ発表者の皆さん、お疲れ様でした。色々ありましたが、落ち着いたら振り返ってみてください。反省まで通して発表です。私にとっても大変勉強になりました。ありがとうございました。