「知事外し」するために予算委員会の要綱を変更した議会運営に関する報道が今日の朝刊全紙面に掲載されています。
私も必死に「委員会の円滑な運営」を促し、全く整わない会派間の意見を慎重にまとめるよう委員長に質しましたが、全く聞く耳持たずに強引な形で採決に持ち込まれてしまいました。
私も委員長とは個人的にも親しくさせていただいており、大変に残念でしたが、余りにも一方的で会派間の調整を疎かにする今回の議会運営、他会派から不信を招くのは当然で、提出された不信任決議案には、涙をのんで会派を代表して賛成しました。
余りにも強引な埼玉県議会自民党県議団の議会運営に対して、無所属県民会議の他3会派が合同
で記者会見を開き、抗議声明を発表しました。
サッカーの試合やプレーには関心があってもルールに関心がある方が少ないのと同じように、福祉や教育に関心があっても、地方議会の運営方法などは脚光を浴びることもないため、関心の少ない方も多いかもしれません。
しかし、私たち議員は725万人の県民の2兆円を超える予算を審議する際に、そのルールに沿って働くのであって、少しでも県民のためにいい結果を出すには、いいルールの中でプレーしたいのです。
不毛な政局の為に県議会が歪められる、そのしわ寄せは県民に及びます。そんなこと、誰が望んでいるのでしょうか。