戸田市民謡連盟の45周年記念となる第92回民謡民舞大会が戸田市文化会館大ホールで開催されております。
私は恥ずかしながら、これまで民謡を本格的に鑑賞したことがなかったため、今日は朝から午前いっぱい、真剣に拝聴させていただきました。
合唱、器楽合奏、独唱をききましたが、皆さんとにかく上手くて、本当に驚きました。
会長さんが話されていましたが、経験年数40年、50年は当たり前、この前は県知事賞を受賞した方々もいらっしゃったそうです。
和食や和紙が世界で評価されるなど、日本の文化が世界に注目される昨今ですが、民謡も日本の誇る伝統芸能であり文化です。
しかし、カラオケの普及に押されてか、戸田市でも民謡を習う方が減少しており、最盛期は1,300名いた会員が、現在は240名足らずとなっているそうです。
「文化は次世代への預かり物」との言葉の通り、我々世代の中からこの素晴らしい文化を次の世代へと引き継ぐ人材を確保することが今後の課題になってくると、改めて認識を深めた次第です。
最近では学校の運動会でも、よさこいソーランなど、民謡を現代風アレンジした発表が流行っていますが、本家本元の民謡や民舞に触れる機会もあると、もっと子供達の理解が深まるのではないかと思います。
民謡連盟の皆さんのさらなるご発展をお祈りしております。