さいたま県土整備事務所から、一級河川荒川と笹目川の合流点に設置される笹目水門のうち、2枚目にあたる2号ゲートが閉じたままの状態になっており、不具合が生じているとの連絡がありました。
「全閉」と聞いて少し安心しましたが、仮に「全開」状態で故障していた場合は、大雨の際に荒川から内水への逆流が防止できず、市内は甚大な浸水被害を被るおそれがあります。
明日は早速、現地を確認の上、地元の県議として、管理する国土交通省荒川河川事務所に対して一刻も早い水門の復旧を要望し、今回の故障の原因究明を求めたいと思います。
戸田市は水門一枚によって数万人の命が守られている氾濫低地です。
県内の水門や排水機場は建造後数十年経過しているものばかりであり、これまで何度か担当課に老朽化や耐震化について委員会で質問したり、ヒアリングして参りました。
概ね対策を講じていると認識しておりましたが、こういった形で不具合が出ると、非常に心配になってきます。
改めて本当に課題がなかったのか、確認していきたいと思います。