日に続き9月2日は帯広市と釧路市で研修です。
帯広市では帯広の森という市街地を包むグリーンベルトを市民の植樹活動によって100年かけて整備する壮大な計画があり、その現地視察と詳細について伺いました。
写真の相方は会派の同志、三郷市選出の美田宗亮県議です。
また、釧路ではラムサール条約にも指定される釧路湿原の絶滅危惧種(オジロワシ、オオワシなど)を保護する環境省の取り組みについて伺いました。
北海道内では条例により鉛弾を規制しているそうですが、鉛中毒により命を落としたり事故に遭うワシがいまだ後を絶たないとのことです。
文明が地球の果てまで行き渡るいまや、世界のどこに住んでいても必ずその地域の古来からの生物の絶滅回避、あるいは外来種駆除といった課題があります。
埼玉県にもシラコバトやムサシトミヨなどもその一つで、どうしても人の手がなければ種の保存ができない状態の絶滅危惧種があります。
自然のもつ豊かさを我々だけが享受するのでなく、次の、その次の世代に引き継いでいくためにも、我々は各々が責任者としてとりかえしがつかない状態にさせない不断の努力が必要だと改めて感じました。
道すがら野生のエゾリスにも遭遇してシャッター切りましたがシルエットしか写っていませんでした。