キックオフイベント

本日は新曽小学校にて、誰もがご存知セサミストリート(セサミワークショップ)と戸田市の連携協定を結ぶ調印式、そして世界初のパイロット校として新曽小学校が認定されたキックオフイベントを開催致しました。

日本において初めて、そして世界でも唯一といえる、この「セサミストリートカリキュラム」は、新曽小学校の児童と先生方の実践により生まれました。

内容としては、小学校1年生から6年生まで、72のプログラムを総合的な学習の時間や特別活動・道徳の授業に組み込むことで、「キャリア」「価値の理解」、そして「多様性の実現」という3つの視点を、エルモやジュリア、クッキーモンスターといった個性豊かなキャラクターとともに学ぶことにより、学力の向上はもとより、子どもたちの社会性や情緒的な行動といった生涯学習における基礎的な資質を育んでいきます。

今日、このように発表することができたのは、プログラムの開発にご尽力いただいた米国NPOのセサミワークショップの長岡様はじめとする皆様、上原校長先生をはじめとする新曽小学校の先生方と児童の皆さんの積極的な取り組みの成果に他なりません。

これまで誰も作ったことのない、しかし、これからの時代には必要不可欠な力を育む新たなチャレンジを、こうして形にしていただいたことに、市長として心から敬意と感謝を申し上げます。

戸田市では、戸ケ崎教育長を先頭に、AIには代えることのできない力を育むため、自己肯定感、協調性、やり抜く力といった、いわゆる「非認知能力」を高める教育改革を推進しています。

このセサミストリートカリキュラムによって、戸田っ子が自分の将来に夢を描き、計画を立て、行動できるようになり、それを周りの人たちと一緒に考え、違いを認め合うことができる、世界に羽ばたく人財に育つことを心から期待しています。

今日の調印から、戸田市内の教育はもちろん、このプログラムが全国に広がり、すべての子供たちの未来が輝くようになれれば、戸田市の教育はさらに存在感を発揮できると思います。

私も大好きなエルモ(本物)とツーショットを撮って頂きました!

またキックオフイベントには、イタリアから、世界的なバリトン歌手のオマール・カマタさん、そしてピアノ奏者のセルジオ・バイエッタさん、そしてエルモの素晴らしい歌声と掛け合いを披露して頂き、参加者みんなで楽しく盛り上がりました。花を添えて頂いた皆様にも重ねて御礼申し上げたいと思います。

戸田市英語弁論暗唱大会

戸田市英語弁論暗唱大会
~グローバル社会を生き抜くとだっ子の挑戦~

9月18日(火)戸田市立教育センターにて、戸田市中学生英語弁論暗唱大会が開催されました。戸田市では、英語教育をとおして、誰とでも主体的に関わり、互いに気持ちや考えを伝え合い、豊かな国際性を身につけた子供を育てるために、様々な取組を推進しています。中学校卒業時には英語でプレゼンテーションできる力をつけることを目標としております。
英語弁論暗唱大会には、市内6校の中学校から、それぞれ代表生徒4名が参加し、英語でのプレゼンテーション能力を競い合いました。
オープニングセレモニーには、菅原戸田市長から英語による激励のメッセージが送られました。審査員には武蔵野大学特任教授の 村川久子先生を迎え、市内中学校ALTとともに、発表の内容、発音、態度で審査をしました。暗唱や弁論で扱われたテーマは、福祉、人権、教育、環境など多岐にわたり、生徒たちはリサーチした資料を根拠に、論理的に分かりやすく聴衆に語りかけました。会場には約80名の御来賓の皆様や保護者に御参加いただきましたが、生徒一人一人の堂々とした発表に大変感動されていたのが印象的でした。
今回の弁論の部と暗唱の部の上位6名は、県大会出場をかけて9月28日(金)に戸田市立教育センターで開催される蕨班英語弁論暗唱大会へ出場します。

平成30年戸田市敬老のつどい

9月8日、文化会館にて「平成30年戸田市敬老のつどい」を開催。

そして「市長百歳訪問」を実施しました。

昨年、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳と、男女ともに過去最高を更新しました。

戸田市では、今年度100歳になる方が12名、そして100歳以上の方は19名おられます。最高齢の方は女性で、なんと104歳です。ちなみに10年前、市内で100歳以上の方は6名でした。

ご挨拶の中で、戸田市の健康長寿に関する取り組みや、地域包括ケアシステムの構築についてお話しをする一方、私たち現役世代が「両親にもっと楽させてあげたい」という、昔からある親孝行の精神を忘れずにいることも大事なことではないかとお話させて頂きました。

敬老のつどいの後は、市内で今年度めでたく100歳を迎え、なお元気に過ごすお年寄りを訪問する「市長100歳訪問」を行いました。

下戸田地域に住む大正8年生まれの高橋さんのご自宅を訪問し、総理大臣からのお祝いの言葉が書かれた祝状と銀杯、そして市からは花束を贈呈いたしました。

裁縫が得意な高橋さん。今でもミシンで袋などを縫っているようで、見せていただいた作品どれも大変精巧に作られておりました。また今でも針に糸を通すことができるとお話しされて、一同ビックリしました。

誰もが長寿を楽しみ、自分らしい生活ができる戸田市であるよう、これからも一生懸命がんばっていきたいと決意を新たにした一日でした。

本日の埼玉新聞

8月30日に締結した「戸田市と学校法人創志学園との包括連携協定書」、及び「戸田市教育委員会と公益財団法人子ども教育支援財団との連携協定書」の調印について本日の埼玉新聞に掲載されました。

創志学園といえば、生徒数が11000名以上という日本最大の高校として名高い「クラーク記念国際高等学校(広域通信制)」や、今年も甲子園出場した岡山県の「創志学園高等学校」、環太平洋大学などを運営する、不登校支援や幼児教育、体育・スポーツで数々の実績を持つ学園グループです。

昨年秋から戸田市教育委員会において、不登校児童への支援を行っていただいてきたことや、私が同学園の客員教授を務めていたことのご縁もあり、全国で初めて自治体との包括協定を結んでいただくことになりました。

この協定を契機に、不登校対策や待機児童対策など教育・子育ての分野を中心として、学園のもつ様々な知見を本市にお力添えいただくことで、戸田市の人づくりが大きく推進されることが期待されます。

調印式にあたって、本部のある兵庫県からお越しいただいた理事長の大橋博様をはじめとする創志学園グループの皆様には、協定締結までの迅速な調整を行って頂き、心から感謝を申し上げます。