【平成31年仕事始め式】
本日は、仕事始め式からスタートです。
9時に行いました仕事始め式で、職員の皆さんに向けてご挨拶しました。
午前中は市の関連団体の皆さんとのご挨拶。そして午後は市内の保育所や公民館などの出先機関を周ります。
(以下は、仕事始め式の挨拶の抜粋です)
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
平成31年の年頭、仕事始め式にあたり、ひと言、ご挨拶を申し上げます。
こうして新年の仕事始めを迎えるにあたり、皆さんの顔を見渡しますと、何となく清々しく、溌溂とした表情の方がたくさんいるように感じます。元日から正月らしい天候が続く中、健やかに新春を迎え、充分に英気を養ったのではないでしょうか。
私も、わずかな休みではありましたが、家族との時間を過ごすことができました。そして元日の初詣にも参拝し、日本国の繁栄と、14万戸田市民の幸せを祈願し、今年も安心と活力あふれる戸田市のために、全力で取り組んでいくことを誓いました。
さて、今年は、今上陛下が退位され、長く親しんできた「平成」の時代が終わりを迎えます。そして5月より新元号のもとで皇太子さまが新たに即位され、我が国の新たな歴史が始まります。
市政においても、日本全体が新たな時代へと踏み出すこの一年を変革のチャンスと捉え、私たちは今こそ心機一転、閉塞感やデフレマインドを克服して前を向き、明るい未来を切り開くべく果敢に挑戦を行なう組織となるよう、大きく舵を切っていかなければならないと感じています。
市長として初めての当初予算となる新年度予算については、そのような観点も踏まえ、公約である「つくる、まもる、つなぐ」3×3の「9つの挑戦」の具現化に向けた第一歩を踏み出すスタートを着実に進めたいと思います。
時代の変化が激しく、将来の予測が難しい今だからこそ、私たちは、市民のニーズを的確に把握するためにこれまで以上に地域の声を直接聞く姿勢が求められております。そして厳しい財政状況を踏まえれば、全ての要望を実現する事は不可能です。最善で最適な施策を展開するため、市民、そして議会の皆様、もちろん職員の皆さんとの対話を進め、知恵を出しあい、共に汗を流すことこそが重要です。それが新たな時代にふさわしい予算編成へと結びついていくはずです。
折しも、ポスト情報社会である「ソサエティ5.0」いわゆる創造社会の到来が叫ばれ、IoTやAI、ロボット、ブロックチェーンといったデジタル技術が経済社会情勢に大きな変化をもたらす『超スマート社会』がすぐそこまできています。
こういった社会の到来が、今後行政にどのような影響をあたえるのか、まだ誰も予測できませんが、わかっていることは、主役はあくまで人間であるということです。そして、私たち行政職員も、時代の潮流を捉え、市民が中心の豊かな地域社会を展望し、変化していかなければなりません。そのためにも、職員の皆さんは内に籠らず、積極的に新境地や地域社会に出て頂き、イマジネーションと、クリエーションの二つの想像力・創造力を発揮し、これまでの枠を超えた発想をもって問題解決にあたって頂きたいと思います。
職員の皆さんの高い志と成長が、戸田市役所という組織のしなやかさや強さをつくり、一人一人が元気に活躍する戸田市を築く事ができるものと、私は確信しております。
ぜひそのような決意をもって、市民が幸せを実感できるまち「戸田」の創造を期待しております。
結びに、今年の干支である「亥」は、骨組みを表すとそうです。また「猪」は、神の使者とも言われ、勇気や武勇の象徴とされてきました。
私は、今年を「市政の骨格を築き上げる年」とすべく、勇猛まい進し、戸田市政の新たな歴史の幕開けを導いて参る決意です。
職員の皆さんには今年も一年、それぞれの部署で大いに力を発揮して頂き、ご健勝にてご活躍頂きますよう、心からお祈り申し上げます。