市民の皆様には、日頃から新型コロナウイルス感染防止の取り組みにご協力をいただきありがとうございます。
医療関係者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆様におかれましても、改めて感謝を申し上げます。
本年も、昨年に引き続き、新型コロナウイルスとの闘いに明け暮れた1年だったように思います。
感染拡大が長期化し、本市でも1日の新規感染者数が100人に迫るなど、市内経済や市民生活が大きく脅かされる厳しい状況が続いていました。
そこで本市では、感染拡大防止の要となるワクチン接種について、接種を希望する皆様全員が1日でも早くワクチンを接種していただけるよう、医療関係者や地域の皆様にご協力をいただきながら接種体制の整備などを迅速に行ってまいりました。
その結果、現在、全接種対象者の2回目のワクチン接種率は85パーセントを超えている状況です。
年明けの1月以降は、3回目のワクチン接種について、一般市民向けの接種を順次進めてまいります。
1月5日からは、市役所をはじめ各公共施設で「予約おたすけ窓口」を開設してネット予約のお手伝いもいたしますので、ぜひご活用ください。
また、感染症の影響が長期化する中で、子育て世帯や収入減などで負担が増大した方々への給付金については、皆様にいち早くお渡しできるよう給付事務を進めているところです。
子育て世帯への給付金については、12月16日から県内最速で給付を開始しました。
住民税非課税世帯への給付金についても、1月13日にコールセンターを立ち上げ、1月28日から給付を開始する予定になっております。
さて、現在は、感染状況は小康状態にありますが、新たな変異株であるオミクロン株や第6波への懸念など、まだまだ予断を許さない状況が続いております。
市民の皆様におかれましては、今一度、3つの密を避けた行動、正しいマスクの着用、手洗い・手指消毒などの基本的な感染防止対策の徹底をお願い申し上げます。
また、今年の年末年始も、昨年同様、なるべくご自宅でゆっくり過ごされ、三が日を避けた参拝を行うなど、感染リスクが高まる行動を控えた静かなお正月を過ごされますよう、併せてお願い申し上げます。
それでは、皆様が穏やかに新年を迎えられることを祈念いたします。良いお年をお迎えください。