【バーチャルイベント実証実験】
戸田市のデジタル戦略室では、コロナ禍における新たなイベントや行政サービスのあり方を検証するため、昨日から本日にかけてバーチャル空間を活用した実証実験を行いました。
実証実験では、市内企業のご協力をいただき商品や企業の魅力をPRする展示会を開催するとともに、自治体DX協議会によるデジタルトランスフォーメーションに関する講演会を開催いたしました。またフィナーレはビーチで花火大会を行なうなど、バーチャル空間のコミュニケーションの可能性を確認しました。
実証に使用したシステムは伊藤忠テクノソリューションズ様から無償でご提供頂いた「CTC Digital Base」という最新のバーチャル空間システム。
3D仮想空間に用意されたバーチャル島では、ホールやオフィス、展示会場やサッカー場、ビーチや灯台などが設置され、ユーザーは分身(アバター)を使用して会議やイベントなどに参加できます。
アバターは自由にブースを歩くことができ、簡単な操作で音声での雑談、文字チャット、プレゼン資料の共有などがスムーズにできます。
また拍手や手を挙げる、踊るなどのアクションが豊富にあり、30分も使っているとそこにいるかのような臨場感が感じられます。
実験に参加していただいた方々からのご意見も参考にして、ウィズコロナを見据えた今後の行政サービスのあり方を探ってまいりたいと思います。
ご協力いただきました伊藤忠テクノソリューションズ様、市内企業の皆様には感謝を申し上げます。
昨日と本日の実証実験については日経新聞、朝日新聞からも取材していただき記事に掲載されています。
もっと技術が進めば近い将来はアバターで会社勤務、なんて事があるかもしれません。私たちも率先して可能性を探ってまいりたいと思います。