12月28日は「御用納め」とも言われておりますが、本日で今年の市役所業務は終了いたしました。
ところで、地方自治体の「休日」はそれぞれの自治体条例で定められており、戸田市では「戸田市の休日を定める条例」の第一条に「12月29日から翌年の1月3日までの日」と定めています。
この淵源は150年前に遡ることができます。1873(明治6)年、官公庁では12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律として定められ、それ以来役所の休日は変わらないものとなっています。
ちなみに「御用」とは、江戸時代に幕府や宮中の公務を御用と呼んでいたことに由来するようです。
ところで、戸田市役所では、伝統的に12月28日に「仕事納め式」を行い、1月4日には「仕事始め式」を実施しておりました。
2つの式は節目としてそれぞれ大切なものですが、コロナ禍を契機として年末の「仕事納め式」を廃止しております。
その理由は、式の日程が中6日と近いこと、また連続休暇が取りやすくすることで近年の働き方改革の流れにも沿っていることもあり、思い切って廃止することにいたしました。
とはいえ、仕事納めとなる今日までを目指して業務が納まるよう、頑張った職員もたくさんおります。
その一例として、アピールしたいのが、国の財源により住民税非課税世帯に対して1世帯あたり7万円を支給する「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金」です。
戸田市では、前回の給付金を戸田市から振込した方で受給要件が変わらない9060世帯に対し、昨日12月27日(水曜日)に7万円の給付金を追加で支給しました。
年越し前に支給することで助かる世帯の方々がいるはずと信じて年末までの支給に拘って踏ん張った職員を私は誇りに思います。
今年も1年間、戸田市及び戸田市役所に関わっていただきました皆さん、誠にありがとうございました。
来年の始業は1月4日からとなりますのでよろしくお願いいたします。