母校、日体大の埼玉県同窓会総会に参加中です。YouTubeでも人気になっている集団行動のビデオ上映しました。
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小中学校児童による音楽会
視察 草加市子育て支援センター
こんにちは、小林です。
今回の活動では、草加市の子育て支援センターに行きました。
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この子育て支援センターは主に発達障害の子供を取り扱っています、また保育園と診
療所でもる発達支援センターと児童デイサービスセンターと総合相談センターが併設さ
れています。
まず発達障害についていろいろな話を聞いたのですが、発達障害支援法という法律が
最近出来て都道府県に発達障害支援センターが作られたりしていることなど、発達障害
の制作などについて聞きました。また発達障害というのはどういう障害なのかというこ
とを聞き、障害には幅があり、ほとんど他の子供と変わりのない子がいたりするという
ことを聞きました、なので発達障害ということをあまり気にせず生活をして、いくこと
が大切だと思いました。そしてそれは障害ではなく発達の偏りがあるだけで個性として
見るべきだと思いました。
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また早い段階から、そのことを親が理解して良育していくことが1番大事なことだと
思いました。なのでもし自分の子供が発達障害ではないかと悩んでいる人がいたらぜひ
この子育て支援センターに相談してみてください。
埼玉県地震対策セミナーに
地震セミナー
清水です。
今日は、午後に埼玉会館に行き、地震に関するセミナーを聞きに行きました。
会場に着いたのが開始直前でしたが、平日にも関わらず多くの人達が、どのような心構えかは分かりませんが他人事ではないと思って来ているのかなと感じました。
中身は、第一部に宮城県南三陸町の方のお話を聞きました。実際に、経験された方だけに、言葉の一つ一つに重みを感じました。感じたことは、今の社会が物で溢れかえっているなかで、無くなって感じる当たり前の幸せ、地域コミュニティの重要性です。物による幸せはいくらでも生み出すことが出来ますが、心の幸せの基本は繋がりです。繋がりが絶えてしまうと、それを再び生み出すことは、なかなか難しいです。だからこそ、幸せの価値観を考えてみるべきだなと思いました。
第二部は、東京大学地震研究所の方が講演をされて、地震の基礎的な部分から最近マスコミで取り上げられた、4年以内に七割の確率で地震が起きるという計算の仕組み。また、予測が難しい地震にどのように対応すべきかと言うことを言っていました。
地震から日本は逃れられない定めにあることは、間違いないです。だからこそ、それに備えるための、物の準備と心の準備を常日頃からすべきなのかと感じました。皆さんも、今の物で溢れかえっている社会は当たり前なのか?考えてみてはいかがでしょうか?
県議会
こんにちは!横山です
今日は埼玉県生態系保護協会の方々と勉強会をしました。
次世代に緑豊かな自然を残すために、川の蛇行部の再生や植林等様々な活動があるそうです。
「持続可能な社会」は現在問題となっている原発等も含めて実現していかなくてはならないな~と今日の勉強会を聞いて思いました。
団会議では今度の代表質問の順番や視察のことについて話し合いました。
そして今日初めて井上事務所のインターンシップ生と顔合わせをしました!二人とも埼玉県の出身だそうで今度の交流会の際埼玉のことについて色々聞いてみようかな~と思います^^
二人とも将来のビジョンをしっかりと考えているので自分もしっかり考えなくては…と思った次第です(´-ω-)
それでは明日は選挙応援なので今日は早めに寝ます~
選挙見学
清水です。
今日は、新座市に向かい市議選候補者の陣営に行きました。
私は、事務所内で見学をしましたが、陣営のスタッフの皆さんの熱さを感じました。これが市町村議会選挙の凄さかな?と感じました。
百聞は一見にしかずを肌で感じれて楽しかったです。
明日も頑張ります!
政策調査
清水です
今日は、3月に予定されている政策発表会に向けた準備をしました。
今日は、他のインターン生が都合つかずということで私一人でしたが、なかなか難しいですね。政策って、自分がこういうことをすれば、地域がよくなるのではと考えても実際はすでにやっていることが多いです。現場は奥が深そうです。
そんなこんなで、明日は新座市議選の見学をします。基礎自治体住民の代弁者である議員さんの熱意を感じられるように頑張ります。
戸田交響楽団と響友会合唱団によるサロンコンサートに伺っています
テストが終わって…
こんばんわ!
インターン2回目の参加の小林です。
このインターンではマスメディアなどでしか知る機会がほとんどない政治のことを、実際に見て体験することでより深く知りたいと思います。またさまざまな政治家の人たちと関わることでいい経験を積んで、今後の人生に役立てていきいきたいと思います。
今日はポスティング活動をしました。
初めてポスティングをして、覚悟はしていたのですがやっぱりポスティングは根気のいる作業なんだなと思いました。
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次回でポスティングは終了するようなので、頑張って作業をしいろいろな人に活動レポートを見てもらえるようにしたいと思います。
また今までのほとんどのポスティング作業をしてくれた矢澤さん横山さん清水さんに感謝したいです。
ポスティング終了
ポスティング
清水です。
今、受験シーズンの序盤戦を迎えていますね。受験が懐かしい。そのように感じるのが、大学生なんですかね?とにかく頑張ってほしいですね。
それでは、本日の日程を簡単に紹介します。
終日:ポスティング
今日も、一昨日と同様に、ポスティングの続きを行いました。やはり、根気のいる作業であり、今日は寒さもあってしんどい気持ちになりましたが、こういった活動一つ一つが良い政治に結び付けば良いなと感じました。
さて、明日もポスティングみたいなので、頑張ります!
舟橋議員の提言から政策化されました
外資の水源地買収抑止へ、事前届け出制…埼玉(読売新聞) – Y!ニュース http://t.co/hioUPSZ0
刷新の会の舟橋議員の提言から政策化されました!
7年半で650日!
ポスティング二日目
こんにちは!横山です
今日は午前中はポスティングを行い、その後雨が降ってきてしまったので午後は封筒に糊付けをしました。糊付けは一つ一つ丁寧に行うので非常に時間がかかりましたが今日中に終わって良かったです。この封筒が市民の方々の所に届くと思うと感慨深いものです(・ω・)
ポスティングの最中にマンションの清掃員の方から「がんばってね」と声をかけられてとても嬉しかったです。
明日はインターンシップはお休みなので明後日またポスティング頑張ります!
横山
一般質問 全国最下位の医師不足解消の取り組みについて
すがわらの質問・提言
埼玉県の人口10万人当たりの医療従事者の数は139.9人(対人口比で全国最下位)です、また極端な医師の地域偏在は特に課題になっております。
全国平均の人口当たりの医師数に比較して、従事者数で見ても、ほぼ無医村の東秩父村はじめ、10分の1以下、4分の1程度の自治体が数多くあります。
そこで、県内に医大を増やす事が出来れば、医師は増加するはずです。それを実証できるかどうか、人口10万人当たりの医学部の定員数をX軸に置きまして、Y軸には人口10万人当たりの医師数、医学部定員と医師数を調べて、相関関係があるか考察しました。
この2つの相関を見ますと、0.354という相関係数が導かれます。私は無視できない相関が導かれたと思っております。埼玉県は医学部の定員が一番少なく、医師数が一番少ないので、左の一番下に位置しております。仮に下位5県で相関係数を導きますと、さらに数値は上がります。つまり、県内に医学生を増やせば医師が増えるという、ある程度の相関が認められるのではないでしょうか。他にも、埼玉県は医師の地元高校出身率10.8%と全国の平均の3分の1程度です。これも医師の定着を阻害する要因になっています。
さて、そこで私は短期、中期、そして長期の3つの提案をいたします。
まず、短期的な「作戦」として、医師の働く環境を徹底的に良くすることです。
勤務医の労働環境は大変劣悪であり、埼玉県医師会の調査では週59時間以上働く勤務医が40%以上もおり、勤務医は当直もあり、過酷な労働です。勤務医が働く環境をさらに改善して、埼玉で医療をやりたいと思える環境づくりを徹底すべきだと思います。さらに、医師が働きたいと思うような、意欲をかき立てるような高度かつ専門的な医療を導入することも重要です。
次に、中期的な「戦術」として、県外地域の医大に地域枠を拡大することです。地域枠とは、地域医療を担う医師を確保するために医大に特別な定員枠を設ける制度のことですが、現在埼玉県の地域枠は、県内唯一の医大である埼玉医大の10名だけです。 これを県外の大学にお願いして特別地域枠を設定してはいかがでしょうか。つまり医学生を外から獲得するということです。
例えば、東京医科歯科大学は長野県に2人、茨城県に2人特別地域枠を設定しております。茨城県は、平成24年度に県内9名の地域枠以外に、県外の大学に11名の地域枠を設定し、計20名を獲得する動きです。埼玉県もまずは今年度茨城県並みに20名を目指していかれたらいかがでしょうか。
そして、長期的な「戦略」として、埼玉県に医大を創出することです。
知事は、県立医大の設置についてイニシャルコストで700億円、ランニングコストで65億円程度の投資が必要という見解を示されました。確かにこれは高い買い物です。ただし、700万県民全員で10年間かけて負担したら、ひと月の県民一人あたりの負担は約90円です。また優良な納税者である医師を含め1,300名の雇用も確保できます。県立医大の設置を推進すべきと考えますがいかがでしょうか。
また、県立医科大学の設置が(制度の問題等で)難しいのであれば、代替案として現在医学部を持つ大学を誘致することや、新設の私立医大を含めた私大の誘致を検討することも考えられます。そういった、あらゆる可能性を捉えて、この医師不足解消を検討をしていただきたいのですが、知事のご見解をお伺いします。
上田知事の答弁
今、菅原議員から医師不足の解消に向けた多くのご提案をいただきました。
まず、「労働条件の緩和と同時に高度・専門的な医療の導入により医師の誘因を図れないか」のご提案ですが、全くそのとおりです。まさしく、質の高い医療を提供したり、多様な症例、そうしたものを学ぶことができる病院に医師は集まります。そして、通勤可能な便利なところにどうしても医師は集まる傾向にあります。ゆえに、よりローカルな所に医師が行かない。従って、自治医科大学ができて、一定程度の期間を強制的に地域に入るというような仕組みも出来上がったところです。今回の小児医療センターとさいたま赤十字病院のさいたま新都心への立地構想も、そうした優秀な医師の皆さんを集めるというのでしょうか、引き留める、あるいは新たに誘い込むという、言葉が適切かどうかは分かりませんが、そういう意味合いもないことはありません。このほか、小児科医や産科医への分娩手当に対する補助を行ったり、処遇改善をそれぞれ細かくやっているところですが、それでも、苦戦が続いているという、こういう状況でございますので、ご提案をさらに生かすようにしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
次に、大学医学部への地域枠の設定についてでありますが、県では平成22年度の5人から今年度は10人へと枠を拡大しています。ご提案の県外大学への地域枠の設定については、地域枠は既にすべての都道府県で設定されておりますので、大学の定員拡大そのものにも限界がありますから、今後新たに要請をしていくのは基本的には難しいのかなというふうに思っております。今後、県外の医学部に進学する本県出身の学生に対して手厚い奨学金などを与えることで引き留めるというような方法もあるのか、こんな研究もしなければいけないのかというふうに今考えているところです。
【すがわらの視点】
医療分野の政策は何と言っても国が動かないことには動きが取れないというのも事実です。しかし、だからと言って手をこまねいていては、県民の生命と財産を守る私たちの責任は果たせないと思っています。埼玉県は高齢者の増加率が全国一位でもあり、20年後の医療を想像すると、本当に心配になります。今、我々が死に物狂いで医療を充実させなければならない、という思いで医療の量と質の確保を考えていこうと思う。
インターン
清水です。
立春を過ぎたと言うのに寒いですね。40以上の都道府県で、インフルエンザの警戒レベルらしいので、気をつけましょう。皆さん。
では、今日の日程を簡単に紹介します。
終日:議会報告レポートの袋詰め
今日は、終日議会報告レポートの袋詰めを行いました。金曜日に行った事の続きです。毎回のことながら根気のいる作業で大変でした。
人間は、一人では生きていけないとよく言われますが、まさしくこのような事務作業に尽力してくださる方がいるからこそ成り立つことなんだと感じました。
明日も頑張ります!
ポスティング一日目
川の再生交流会
根気のいる作業から感じること
ども!清水です。
国会では、通常国会の真っ只中ですね。今年は、衆議院の解散もありえる位政局がぐらついています。このままの状態で果たして日本は大丈夫なのでしょうかね?ま、注視してみる価値はありますね。
それでは、今日の日程を簡単に紹介します。
午前中:明日のポスティングの準備
午後 :活動レポートの袋詰め。
今日、私が注目したのが活動レポートの袋詰めです。昨日用意した、宛名シール貼り済みの封筒に出来立ての活動レポートを入れました。昨日の宛名同様になかなか根気のいる作業でしたが、慣れてくると楽しいです。こうやって、地元を大切にしているんだと感じますね。
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さて、明日はポスティングという、一軒一軒ポストに活動レポートを入れる作業をします。もっと、根気のいる作業らしいですが、一生懸命明日も頑張ります!!
一般質問 中高一貫教育の推進について
すがわらの質問・提言
埼玉県では平成15年から中高一貫教育を導入し、私の母校伊奈学園総合高校と小鹿野高校では、今年3期生が卒業しました。
「中高一貫教育第1期生に係る調査結果について」のアンケートによれば、親子とも大変高評価であり、成果が現れていると率直に感じました。中高一貫校拡大は、これまでの経緯の中で慎重に検討されている現状もありますが、結論を出して推進していくべきではないでしょうか。併設、連携のそれぞれの良さを生かし、せめて東西南北の地域に連続性のある教育環境をつくっていただきたいと考えます。
教育長のご見解をお伺いします。
教育長の答弁
本県で中高一貫校を導入してから、来年度10年目を迎えます。中高一貫校の設置に当たっては、平成14年6月定例会における附帯決議で「試行的・モデル的に限定すべきもので、効果や成果を十分に検証するなど、慎重な対応が求められる」とされております。
そこで、今年度、中高一貫教育の成果と課題について検証を行うため、学識経験者や産業界の代表など外部の方を含む「中高一貫教育検証会議」を立ち上げたところでございます。今後は、会議の検証結果を受けた上で、中高一貫校の在り方について判断してまいります。
【すがわらの視点】
埼玉県の中高一貫教育は、平成14年の県議会の付帯決議という「呪縛」によって他県に大幅な遅れを取っています。6年間の一貫した教育課程と学習環境を作る事により、例えば最終学年は受験対策に特化して授業に取り組むなど、個性を活かしながらも合理的で効果的な学習を進める事が期待できます。賛否ある中高一貫教育ですが、私は、教育の機会均等と生徒の教育環境の選択肢を増やすためにも推進すべきと考えます。
インターンシップ二日目
はじめまして!2月から二ヶ月間インターンシップに参加することとなりました、横山です。
このインターシップにおいては様々な方々と交流することによって社交性を身につけ、また広い視野を持って物事を見れるようにすることを目標としております。
本日の活動としては定期レポートを市民の皆さんに送るため封筒に住所のラベルを貼り付ける作業を行いました。非常に地道な作業でしたが、市民の皆さんと信頼関係を築くにはのこのような地道な作業の積み重ねが重要なのだなと学びました。普段は垣間見ることができない政治活動の裏側を覗いた気分です(・ω・)
また戸田市議会議員の酒井さんが事務所にお越しになり今戸田市で問題となっている政策のことやインターンシップですべきこと等様々なお話をして頂きました。他にもNPO法人の方もお越しになり今まで知らなかった堤防の問題についてお話を伺いまだまだ知らないことがたくさんあるな~と思いました。
それでは二ヶ月間という短い期間ですがよろしくお願いします!
議員インターンシップ行う、流通経済大学の清水と申します
初めまして。今回、2か月間菅原文仁議員事務所で議員インターンシップ行う、流通経済大学の清水と申します。
私以外にも2人同じインターンをやる仲間も順次ブ ログを書くと思いますが、私はこのブログを通じて、 学生目線で地方政治をお伝えできればと思います。
本日の日程を簡単にご紹介します。 午前中:埼玉県議会刷新の会控室集合 埼玉県議会議場内を見学 午後 :菅原議員事務所内で勉強会
午前中は、埼玉県議会の議場を見学しました。第一 印象はとにかく大きかったです。議員の椅子と知事の椅子が、同じ大きさなのを知っていますか?これは、 知事も議員も民意で選ばれたからということです。これは、驚きでした。
午後は、菅原議員の事務所に場所を移し、議員のお仲間の議員と一緒に勉強会を行いました。インターン 生は、開始前の準備をして横で見学させていただきました。この勉強会には、議員と同会派の井上航埼玉県議会議員をはじめ、菅原議員と同じ志を持った、他の自治体の議員さんがお越しなり各地元での最近の定例 議会で出た質問や議員独自の取り組みについて意見を交わしました。私は、地方の議会議員が本気で地方を考えているんだなぁと感じました。地方から国に物申す。その一端を見ることができたと思います。
これから、様々な経験をする中で、私なりの考えや 感じた事をかけたら良いなと思います。よろしくお願いいたします。
一般質問 「#8000」の時間拡大について
すがわらの質問・提言
埼玉県は核家族率62.3%と日本一高く、18歳未満がいる世帯の核家族割合が82.5%という核家族大県です。親の不安解消と救急医療の負担軽減のため、小児救急電話相談事業、通称「♯8000」事業は好評です。
「♯8000」は、保護者が休日と夜間、急な子どもの病気に対して、受診すべきかを電話で医師や看護師に相談するもので、埼玉県では、月曜日から土曜日までは(19時~23時)、日曜・祭日・年末年始は(9時~23時)まで受付けています。平成19年の事業開始以降、相談件数は増加の一途で、20年の約23,000件から22年には約31,000件まで増加しています。
平成22年度の1日当たりの相談件数は約86件、毎日電話が鳴りやまない状況です。利用者からは「電話が繋がらない、時間帯を深夜にして欲しい」という要望が多くあります。また一方、近年の救急出動件数も増加の一途であり、平成22年度に過去最高288,689件(前年比+9.6%増)出動抑制と医療の質確保は喫緊の課題です。(8割は軽微な症状といわれる)そこで、子育て世代の要望に応え、不必要な緊急救急医療を減らすためにも、相談時間を深夜23時から朝までの時間帯に延長してはどうでしょうか。
「♯8000」の深夜相談事業は、大阪府、福島県、青森県など多くの府県で行っております。ぜひ埼玉県でも実現していただきたいと思います。保健医療部長にお伺いします。
保健医療部長
小児救急電話相談「#8000」は、埼玉県看護協会に委託し実施しており、小児医療に精通した経験豊富な看護師が相談に対応しています。
平成22年度は31,000件を超える相談があり、夜間の相談の約6割が午後7時から9時までの時間に行われております。
相談の約4分の3は自宅での対応が可能な内容であり、軽症患者の集中で疲弊する小児救急病院の負担軽減や保護者の不安解消につながっております。午後11時以降への相談時間の拡大につきましては、利用者ニーズや、他県の相談体制、件数などの状況を調査し、検討します。
【すがわらの視点】
深夜の相談体制充実は、ただ単に行政サービスを拡大せよ、というものではなく、今の救急医療の危機的状況を改善し、コンビニ化を防ぐ教育的な意義もあろうと思います。埼玉県の場合は相談員が皆有資格者などの経験者で質も良いので、そのノウハウを人員拡大に役立てて時間帯を拡大させれば、いざという時に的確なアドバイスにより安心できる相談体制が整うと思います。これからも他会派と連携して積極的に取り組みます。
避難呼び掛け犠牲 南三陸町職員の遠藤さんが教材に
来年度から使用される道徳の教科書について、新聞に記事が掲載されていました。
避難呼び掛け犠牲 南三陸町職員の遠藤さんが教材に
河北新報 1月27日 6時10分配信
宮城県南三陸町の防災対策庁舎から防災無線 で町民に避難を呼び掛け続け、津波の犠牲になった町職員遠藤未希さん=当時(24)=が埼玉県の公立学校で4月から使われる道徳の教材に載ることが26日、分かった。
埼玉県教育局によると、教材は東日本大震災 を受けて同県が独自に作成。公立の小中高約1250校で使われる。 遠藤さんを紹介する文章は「天使の声」というタイトル。遠藤さんが上司の男性と一緒に「 早く、早く、早く高台に逃げてください」など と必死で叫び続ける様子が描かれ、「あの時の女性の声で無我夢中で高台に逃げた」と語る町民の声を紹介している。
教材ではほかにも、埼玉県深谷市出身で津波 に流される車から市民を救出した釜石市の男性 職員の話などが掲載される予定。 同教育局生徒指導課の浅見哲也指導主事は「 遠藤さんの使命感や責任感には素晴らしいもの がある。人への思いやりや社会へ貢献する心を 伝えたい」としている。 遠藤さんの父清喜さん(57)は「娘が生き た証しになる」と話し、母美恵子さん(53) は「娘は自分より人のことを考える子だった。 子どもたちにも思いやりの心や命の大切さが伝 わればいい」と涙を流した。 遠藤さんが防災無線で避難を呼び掛け続けた 南三陸町の防災対策庁舎では、遠藤さんを含む 町職員ら39人が犠牲となった。佐藤仁町長が 津波被害の象徴として保存の意向を示したが、 遺族の強い反発を受けて解体が決まっている。
◎「天使の声」教材の要旨
遠藤未希さんを紹介した教材の要旨は次の通り 。
天使の声
誰にも気さくに接し、職場の仲間からは「未 希さん」と慕われていた遠藤未希さん。その名 には、未来に希望をもって生きてほしいと親の 願いが込められていた。 未希さんは、地元で就職を望む両親の思いを くみ、4年前に今の職場に就いた。(昨年)9月には結婚式を挙げる予定であった。 突然、ドドーンという地響きとともに庁舎の 天井が右に左に大きく揺れ始め、棚の書類が一 斉に落ちた。 「地震だ!」 誰もが飛ばされまいと必死に机にしがみつい た。かつて誰も経験したことのない強い揺れで あった。未希さんは、「すぐ放送を」と思った 。 はやる気持ちを抑え、未希さんは2階にある 放送室に駆け込んだ。防災対策庁舎の危機管理 課で防災無線を担当していた。 「大津波警報が発令されました。町民の皆さ んは早く、早く高台に避難してください」。未希さんは、同僚の三浦さんと交代しながら祈る 思いで放送をし続けた。
地震が発生して20分、すでに屋上には30 人ほどの職員が上がっていた。すると突然かん 高い声がした。 「潮が引き始めたぞぉー」 午後3時15分、屋上から「津波が来たぞぉ ー」という叫び声が聞こえた。未希さんは両手 でマイクを握りしめて立ち上がった。そして、 必死の思いで言い続けた。「大きい津波がきて います。早く、早く、早く高台に逃げてくださ い。早く高台に逃げてください」。重なり合う 2人の声が絶叫の声と変わっていた。 津波はみるみるうちに黒くその姿を変え、グ ウォーンと不気味な音を立てながら、すさまじ い勢いで防潮水門を軽々超えてきた。容赦なく 町をのみ込んでいく。信じられない光景であっ た。 未希さんをはじめ、職員は一斉に席を立ち、 屋上に続く外階段を駆け上がった。その時、「 きたぞぉー、絶対に手を離すな」という野太い 声が聞こえてきた。津波は、庁舎の屋上をも一 気に襲いかかってきた。それは一瞬の出来事であった。
「おーい、大丈夫かぁー」「あぁー、あー… 」。力のない声が聞こえた。30人ほどいた職 員の数は、わずか10人であった。しかしそこ に未希さんの姿は消えていた。 それを伝え知った母親の美恵子さんは、いつ 娘が帰ってきてもいいようにと未希さんの部屋 を片づけ、待ち続けていた。 未希さんの遺体が見つかったのは、それから 43日目の4月23日のことであった。 町民約1万7700人のうち、半数近くが避 難して命拾いをした。 5月4日、しめやかに葬儀が行われた。会場 に駆けつけた町民は口々に「あの時の女性の声 で無我夢中で高台に逃げた。あの放送がなけれ ば今ごろは自分は生きていなかっただろう」と 、涙を流しながら写真に手を合わせた。 変わり果てた娘を前に両親は、無念さを押し 殺しながら「生きていてほしかった。本当にご 苦労様。ありがとう」とつぶやいた。 出棺の時、雨も降っていないのに、西の空に ひとすじの虹が出た。未希さんの声は「天使の 声」として町民の心に深く刻まれている。
最終更新: 1月27日 6時10分